二郎系コンビニ麺NO.1はどれ? セブン・ファミマ・ローソン...マニアが選んだ「最強の一杯」は
セブン「とみ田」はワシワシ麺がすごい!
セブン-イレブンでは、魚介豚骨の名店「中華蕎麦とみ田」が監修する商品が発売されています。とみ田と言えばセブンプレミアムのカップ麺でも有名ですが、実は二郎インスパイアの「雷」というお店も運営しており、二郎系とは縁深いお店でもあります。
濃厚な豚骨醤油味のスープに大盛の太麺を合わせ、角煮風の厚いチャーシューや、キャベツ、もやしがのってすごいボリューム感です。キャベツともやしは二郎系の特徴ですが、カップ麺はキャベツのみ、レンジ麺はもやし主体の場合が多く、この商品のように両方しっかり入っているのは珍しいです。
チャーシューや野菜の他に、「アブラニンニク玉」が入っていて、こちらも二郎系の特徴である背脂やニンニクがまとめられています。背脂の粒が大きいです。
背脂や豚脂がスープに溶け出すことで、スープ表面に透明な油膜ができ、濃厚な豚骨醤油スープのこってり感を高めています。アブラの重厚さは今回の3品の中でも一番でした。
一方で、ニンニクはそれほど強くなく、二郎系としては物足りない印象。濃い豚骨醤油味やアブラの重厚感に比べると見劣りしていました。
麺は、「ワシワシ麺」と呼ばれる縮れのついた太麺。レンジ麺の場合、調理済の麺をレンジで再び温めるという工程上、どうしても伸びたような食感になってしまう場合が多いですが、この麺はがっしりした二郎系らしいワシワシ食感をきちんと保てています。
また、麺量200グラムはレンジ麺としては大盛で、食感も量も食べ応え十分でした。この麺はすごいです。