競馬場のパドックをパノラマ撮影した結果... とんでもなく強そうな馬が爆誕してしまった
競馬場をパノラマ撮影したら、思わず二度見してしまう馬が爆誕してしまった――
そんな投稿がツイッターで話題となっている。
パノラマといえば、縦あるいは横の一方向をぐるりと広く撮影できる機能だ。最近はスマートフォンのカメラに実装されている場合もある。競馬場の横に広いトラックを撮影するには良さそうだが......。
一体、どうなってしまったのか。
実際の写真がこちらだ。
胴体がバネのようにびよーんと伸びてしまっている。何とも走りづらそうだ......。
「ジョッキー5人くらい乗れそう」
この写真は2020年11月1日、ツイッターユーザーの干し芋(@hoshiimogp)さんが
「今日府中行った彼女が撮ったパノラマ写真なんだけど完全にハリウッドリムジンで草しか生えない」
として投稿したものだ。
ちなみに、この投稿内で指摘されている「ハリウッドリムジン」とはJRAが制作したゲーム「JAPAN WORLD CUP」内に登場する架空の競走馬。
通常の馬と比べて胴体が長く、二人乗りが出来るという設定なのだが、今回爆誕してしまった馬も確かに二人ぐらいは乗れそうだ。
この投稿にツイッターでは
「やべえのがおるw」
「ジョッキー5人くらい乗れそう」
「パドックは曲がれましたか?」
「小回りコースは苦手そう...」
「馬番1111222番とか出走しスギィ!」
といった反応が寄せられている。
Jタウンネットが投稿者の干し芋さんを取材したところ、この写真は干し芋さんの恋人さんが1日に東京競馬場で撮影したもの。今回胴が伸びてしまった馬は
「1日の東京4レースのメイクデビュー東京に8枠12番から出走したウィズザベスト(牡2歳)」
だという。
干し芋さんは、
「彼女は率直に『なんやこれ!』と思って私に写真を送ってみせてきてくれました。私は写真を見て『完全にハリウッドリムジンやん!』と思い、Twitterで共有しようと思い立ちました」
と、ツイッターに投稿した理由を話す。
また、この写真が生まれた経緯について、干し芋さんの恋人は、
「今年の2月ぶりの競馬場訪問で久々に馬を見たことと、来場者数が制限されているため普段のG1開催日よりもまわりに人が少ないということもあり、景色や競走馬をたくさん写真に収めようと思い、普通の写真より臨場感ある写真を撮ろうとパノラマ写真を撮りました」
とコメントした。
想定していた臨場感のある写真とは少し違ってしまったかもしれないが、これも久しぶりの競馬場での良い思い出になった......のかもしれない。