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予定日は2050年...気が早すぎる「閉店のお知らせ」が話題に なんで今?オーナーに理由を聞いた

井上 慧果

井上 慧果

2020.10.17 08:00
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「突然なくなるよりは...」

そして、今回のチラシを配布した理由はもう1つある。

なごみやのオーナーとなる前は中学校の教員だったという高野さんは、実は元々「なごみや」の常連だったそう。しかしある日突然、お店が閉店することになったというはがきが届いた。

「とても衝撃で、喪失感がすごかったです」

と振り返る。そのときの経験から、

「突然なくなるよりは、ここまで頑張りたいっていうのをお客様に言っておいた方がいいかなと思いました」

と話す。

また、オーナーとなった経緯については、

「なくなってしまうのが寂しいというのと、当時は体調面でもあまりよくなくて、少しのんびりした仕事がしたいというのもありました。退職したらコーヒー屋をやろうとは決めていたので、そういう導きなのかなと思って引き継ぐことに決めました」

という。

ちなみに、年齢と共に増えていく予定の定休日だが、その曜日はお客さんの来店数が少ない順に決めたそう。高野さんは、

「一番お客さんが多いのは日曜日なので、最後は日曜にできたらいいなと思います。結局はこの予定通りにいけないかもしれませんが、僕がオーナーになるより前から通ってくださってるお客様もいらっしゃいますし、なるべく頑張りたいですね」

としていた。

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