就活用スーツがレンタル可能に！　「洋服の青山」新サービスに注目、導入の狙いを聞いた

所有から利用へニーズが変化

洋服の青山紙屋町店（広島市）の小田典明副店長は番組の取材に、

「コロナ禍での就職活動において今後スーツを着用する機会が減ることが予想されます。そういった状況に対応するべく、今回のレンタルサービスを開始しました」

と話しました。

新型コロナウイルスの影響で、企業の説明会は軒並み中止に。日本経団連のアンケートでは、9割の企業がウェブ説明会を実施し、6割以上は最終面接を含めてウェブ選考を活用したと回答しています。

レンタルできるのは約2万円のスーツで、男性用は22サイズを用意。

10日前までに希望する店舗でサイズを測ってもらい予約します。レンタル後は同じ店舗に返却し、クリーニングは不要です。

実は青山商事は4年前からドレスやタキシードなどの貸し出しサービスを始めており、こちらも順調なんだとか。

小田副店長は「2019年度は前年の売上高120％と非常に好評をいただいています。所有から利用へのニーズが高まっていますので、今後もレンタルサービスを拡大していきたい」とのことでした。

新型コロナウイルスの影響で生活や価値観が変わっていく中で、企業側にも新たな取り組みが進んでいます。

スーツはクリーニングに出したりと維持費もかかるので、レンタルで済むなら利用もしやすそうですね。

（ライター：momiji）