ちゃんぽん屋のネオンサインが、まさかの故障で大変なことになっていた
電飾看板の一部が、何かの原因で光らないことって、よくあることだ。
それが夜だと、一部だけが暗いままで、まったく違う意味となり、思わぬ爆笑ネタになったり......もする。
2020年9月26日、次のような写真付きのツイートが投稿され、話題となっている。
写真は、とある飲食店の電飾看板のようだ。名物、近江と読めるから、滋賀県の名物らしい。
そして、その下にあるのが問題の文字列だ。
「ち」の後に、空白。そして、「んぽ」と続いている。
NHKなら放送禁止用語に指定されているかもしれない。Yahoo!ニュースではどうだろうか。
小心者のJタウンネット記者は、不安におののきながらも、あまりのおもしろさに負けてしまった。
「これほんまやばすぎやろwwwww」とコメントした投稿者の歴戦七乙ハブ太郎 (@CrazyHangedMan)さんに、Jタウンネット記者は詳しい話を聞いてみた。
運営会社に聞いてみるも...
Jタウンネット記者の取材に、投稿者・歴戦七乙ハブ太郎さんはこう答えた。
「滋賀県彦根市の高速インターの近くのお店です。撮影した日は9月26日の深夜12時前後で、名古屋からの帰りで撮った写真です」
ハブ太郎さんはさらに付け加えた。
「最初は爆笑して素通りしたんですけど、友達と僕がこれは写真撮ってツイートしようぜとなり、わざわざ戻り撮影しました」
看板のお店は、「近江ちゃんぽん」などを提供するチェーン店「ちゃんぽん亭総本家」の本店(彦根市)のようだ。
ちゃんぽんといえば長崎名物というイメージがあるが、ここ近江にもご当地ちゃんぽんがあるという。
同店のちゃんぽんの特徴は、だし汁が、削り節と昆布からとった「京風だし」をアレンジした、和風醤油味。具は、豚肉と野菜だけで、麺はかんすいを使った中華麺ということだ。「近江ちゃんぽん美味しい」とハブ太郎さんも語った。
さて、電飾看板のバグの原因について、Jタウンネット記者は「ちゃんぽん亭総本家」を運営するドリームフーズに電話取材を試みたところ......、
「ただいま修理中です。それ以上のコメントはございません」
担当者はそう答えると、電話を切ってしまった。京風だしをアレンジした味のある返答を期待していたのだが、残念ながら聞くことはできなかった。
なお、同社は29日、ウェブサイト上で以下のような「お知らせ」を発表している。
「ちゃんぽん亭総本家 本店」はただ今修理中のためネオンサインのライトを落としております。お客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
照明は消えても通常通り営業しておりますので、皆様のご来店心よりお待ちしております。」