みんなでビートルズ気分? 満面の笑みで横断歩道を渡るおじいちゃんたちが「アビイ・ロード」にそっくりだった
2020.09.10 14:27
おじいちゃん、おばあちゃんの反応は...?
10日、Jタウンネット編集部は投稿者のtoshihikoさんに当時の詳しい話を聞いてみた。
撮影場所は京都府にある公民館前の横断歩道で、夕方頃に撮影したものだという。
40代でデザイナーだというtoshihikoさん。彼とおじいちゃんやおばあちゃんは、どういう関係なのだろうか。
「みなさん、ご近所さんになります。最近、一緒に夕方のウォーキングをするようになりました。普段は私を含め4人(帽子の方以外)で歩いているのですが、この日はたまたま帽子の方も一緒でした」
toshihikoさんが住んでいる地区は、過疎化し、人口の50パーセント以上が65歳以上の高齢者となった「限界集落」だという。住民は「ひとり暮らしの方が多く、毎日家で一人で過ごされている方が多いです」とのこと。
「少しでも楽しみを見つけてもらい、毎日を笑いながら健康的に暮らして欲しいと思っています」
と語るtoshihikoさん。
日々のウォーキングの中で撮影された「アビイ・ロード」風の写真。当時の様子を、彼はこう振り返る。
「皆さん年配なため、私が一番後ろから着いていくのですが、横断歩道を渡っているときに『あ、これってビートルズの!?』と思い急いでスマホで写真を撮りました」
撮影後は、4人のおじいちゃん、おばあちゃんに写真を確認してもらったそうだ。中でも右2人(帽子を被っている人と手を広げている人)は「アビイ・ロード」のジャケット写真を知っていたため「大爆笑」だったという。
ちなみに、「アビイ・ロード」風の写真を撮ろうと思っていたわけではないため、誰がどのメンバーに対応しているかどうかは意識していないとのこと。
とっても素敵な写真だ。toshihikoさんに、写真の感想を聞くと
「全てが本当に偶然でした。
撮りおわった後、写真を一緒に見ながら『もっとええ服着とったらよかったわー』『ポスター作ろかー』『こんなとこで誰が見るんやー』など会話が弾みました。みんなの笑顔が見れてよかったです」
と教えてくれた。