関西人はまだ知らない? 東京が誇るご当地グルメ「八王子ラーメン」、カップ麺でも楽しめるその魅力とは
八王子ラーメンはきざみ玉ねぎの入った醤油ラーメン
八王子ラーメンは、東京・八王子のご当地ラーメンで、きざみ玉ねぎの入った醤油味のスープが特徴です。
八王子のラーメンコミュニティ「八麺会」のサイトによると、八王子ラーメンの歴史は古く、1959年に「初富士」というお店できざみ玉ねぎを使用したラーメンが提供され始め、その後、八王子市内を中心に広まったそうです。
そして2003年に八麺会が設立。八王子で広まっている同じ特徴を持つラーメンを「八王子ラーメン」と名付け、ご当地ラーメンとして町おこしに活用するようになりました。
八麺会による八王子ラーメンの定義は、「醤油ベースのタレである」、「表面を油が覆っている」、そして「『きざみ玉ねぎ』を具として用いている」の3つ。ラードの油がきざみ玉ねぎの辛味を抑え、甘みを引き立てるそうです。
八王子ラーメンのカップ麺は、2010年頃から徐々に登場。現在は、日清食品の「日清麺NIPPON 八王子たまねぎ醤油ラーメン」と、ヤマダイの「ニュータッチ 大盛八王子ラーメン」の2品が販売されています。
今回はこの2品を紹介し、八王子ラーメンの魅力に迫りたいと思います。