この発想はなかった... 王子と八王子の距離から導き出された「0王子駅」がこちら
東京には「王子」とつく地名が二か所ある。
一つは八王子市、そしてもう一つは北区にある王子だ。
そんな二つの地名から、あるツイッターユーザーが新たな長さの単位を生み出し、話題となっている。
その単位とは「王子」だ。
この地図は、ツイッターユーザーの鉄研同好会(@tekkendoukoukai)さんが2020年8月23日に投稿したもの。
八王子駅と「0王子駅」が直線で結ばれ、「0王子駅」から「1王子」の距離に王子駅が位置している。
投稿内で鉄研同好会さんは、この画像を
「八王子と王子があるのなら0王子があるはず!!!!と思って調べたところ、0王子は西新井駅付近で1王子=5.4kmでした!!!」
と説明している。
鉄研同好会さんの調査の結果、「1王子」は5.4キロメートルであり、「0王子駅」は足立区の西新井駅付近に位置するらしい。
この投稿は15日17時間現在、1万5000件以上のリツイートと4万4000件以上のいいねを集めるなど話題となっている。ツイートには、
「これは大発見www」
「新しい単位できてて草」
「西新井に以前住んでいたのですが、まさか『0王子』だったとは」
「その先の十王子と千王子も何処かにあるはず...」
といった反応や
「そうすると、東京の六本木と岩手県の一本木間にも、0本木やi本木がある...?」
「という事は、九十九里浜にも0浜とかi浜とか√浜が存在するのか...」
「四日市と五日市から一日市が出せる?」
「八戸があるので0戸も調査お願いします」
など、その他の数字がつく地名について言及するコメントが寄せられている。
「八王子と王子駅を直線で結んで...」
Jタウンネットは24日、投稿者の鉄研同好会さんを取材し、この調査について話を聞いた。
まずは「0王子駅」の場所を割り出そうと思った理由を聞くと
「ふと思いついたんですよね、八王子と王子ってなんか似てるなぁって、そんなことを考えてたら『もしかして0王子もあるんじゃないのか?』という発想に至りましてこのようなツイートをすることになりました」
とのこと。
用いた計算方法は、
「八王子駅と王子駅を直線で結んでそれを7で割った分を王子方面に延長しました。
いわゆる外分ってやつだと思います」
と説明する。
王子から八王子までは、「7王子」の距離だ。地図上でこの直線距離を測り、それを7で割って「1王子=5.4キロメートル」という数字を出したようだ。
今回の画像がツイッターで話題となったことについては
「正直ここまでウケるとは思ってませんでした。
ちょっと笑ってくれる方がいたらいいなと思ってたので、その願いがさらに叶った形でとても嬉しかったです」
とコメントした。