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上前津駅の「ガムテープ案内表示」がかっこいい 制作者は1人の駅員...誕生の経緯を駅長に聞いた

笹木 萌

笹木 萌

2020.08.21 11:00
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駅員が1人で制作

上前津駅はなぜこのような取り組みを始めたのだろうか。Jタウンネットは8月19日、名古屋市交通局(名古屋市)上前津管区駅長の岡崎幸治さん(※崎はたつざき)に詳しい話を聞いた。

岡崎さんによれば、ガムテープの案内表示は2020年4月頃から開始。上前津駅独自の取り組みで、所属の駅員が1人で制作しているという。

クオリティ高い(画像はカエル@kaeru_3939さん提供)
クオリティ高い(画像はカエル@kaeru_3939さん提供)

お洒落に見える(画像はお~い@OUI_0116さん提供)
お洒落に見える(画像はお~い@OUI_0116さん提供)

案内表示は、廃材や壁に直接貼るなどして作成。岡崎さんは、駅員がこのような案内表示を制作した理由について、

「一目で分かりやすい掲示が作成したかったため。また低予算で作成できるため」

と説明する。制作の際には、佐藤修悦さんの書籍「ガムテープで文字を書こう」(世界文化社)を参考にしたそうだ。

上前津駅の名物となりつつある案内表示だが、駅の利用客に変化はあるのだろうか。岡崎さんに聞いてみたが、

「コロナの影響で利用者数が減少しているため、掲示の効果はわかりません」

とのこと。利用客からの反応は「特にない」という。

岡崎さんは案内表示がツイッターで話題になっていることについて、

「話題性は求めていませんが、出入口や乗り換えで迷うお客さまが少しでも減ると良いと思います」

とコメントしている。

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