「ここにペコがいた事わすれないで」 37年の歴史に幕を閉じる三島駅の不二家。その店頭に掲げられたメッセージに反響「涙出た」
JR三島駅(静岡県三島市)の構内にある「不二家 三島ステーション店」が2020年8月20日をもって閉店する。この場所で37年、通勤客や観光客を見守り続けた洋菓子店の幕引きに、ネット上では別れを惜しむ声が多く上がっている。
そんな中、ツイッター上で注目を集めているのが、店頭に置かれた不二家の看板娘・ペコちゃんからのメッセージだ。三島ステーション店のペコちゃんは、最後に何を伝えたかったのだろうか。
ペコちゃんからのメッセージは以下の通り。
「今日も頑張ってるみんなへ
37年間、毎日毎日みんなの頑張るすがたをここで見守ってきたけど、お別れの時がやって来ちゃった。ペコが来た時、子供だったみんなももう立派な大人になって、ペコの身長を追い抜いて行ったもんね。
本当はもっとみんなと一緒にいたかったけど...ずっ~と一緒にいてくれた店長もだいぶ歳を取ったしね(笑)。私達『頑張ったよね!ゆっくり休もー』って言っちゃった
ペコはおうちにかえります。でも、ペコがここ三島駅にいた事みんなわすれないでほしいな
本当に本当に長い間ありがとね!暑い日も寒い日も雨の日も頑張るみんなを応援しているよ!
みんな元気でね~本当にありがと!またね!!
ペコより」
メッセージはマスク姿のペコちゃんと並ぶように立てられている。綴られた文章からはペコちゃんの明るく元気な雰囲気が伝わってくるが、やはり閉店することへの寂しさは拭いきれない。ツイッターではこのメッセージが話題となり、
「ペコちゃんからのメッセージ読んだら不思議と鳥肌たったし涙出た...そんな...」
「三島駅のシンボルだったのにね」
「小中高ずっと三島だったので思い出たくさんあります・・・悲しい」
「37年営業するって本当に凄い事です ご苦労様でした」
「幼少時より見慣れた風景のひとつだった。お別れとなると寂しいな」
といった声が寄せられている。