微笑ましすぎて食べられない...? 妙に家族っぽいエリンギを発見→七五三風にイラスト化され話題に
家族のようなエリンギが見つかったので、絵にしました――。
あるイラストレーターのそんな投稿が、ツイッターで「かわいい」「和む」と注目を集めている。
エリンギの家族とは、いったいどういうこと...?そんな方にはぜひ見てほしい。こちらが、家族エリンギだ。
これはイラストレーターの井嶋彩織さん(@ijima_saori)が2020年7月21日、
「買ってきたエリンギがアットホームな雰囲気だったから家族写真にした」
として投稿した写真とイラストだ。
画像左がアットホームな雰囲気を醸し出すエリンギの写真。そして右が井嶋さんの描いたエリンギの家族写真のイラストである。
確かに、大・中・小それぞれのサイズの個体が身を寄せ合う姿は、仲の良い家族に見える......。
井嶋さんの描いたイラストでは母エリンギ(?)が赤ちゃんを抱いており、子どもは千歳飴を持っているという、七五三風の写真となっていて、微笑ましい。エリンギにこんな気持ちにされたのは、初めてだ。
この家族エリンギにツイッターでは
「このあと一緒に幸せに暮らしたのね(お腹の中)」
「とっても和む かわいい」
「あらまぁ幸せ一家だわぁ~~」
「なんでだっっ!! エリンギなのに羨ましく思ってしまった!!」
といったコメントが寄せられた。
エリンギ一家のその後は...?
Jタウンネットは22日、イラストを描いた井嶋さんを取材し、話を聞いた。21日の夕方、スーパーで家族エリンギを購入したという井嶋さん。
イラストにした経緯については、
「大きい2本がとても綺麗に寄り添って生えていて、かわいいなぁと眺めていたら、仲むつまじい夫婦に見えてきました。
そうすると真ん中の小さいのは子供だなと考えたとき、家族写真がひらめきました!」
と説明した。
イラストはPhotoshopを使って描いたそうで、制作時間は2時間ほど。
「エリンギは夕食の材料だったので、3時頃から描きはじめ、夕飯の準備までには描き終わりました」(井嶋さん)
ここで、筆者ははっとした。
仲睦まじい様子に和んでいたが、これはエリンギなのだ。
夕食の材料ということは......?
恐る恐る、井嶋さんに家族の行く末を聞いてみると
「ピーマンとソーセージで醤油炒めにしておいしく頂きました!いつもより罪悪感がありました....!!」
とのことだった。
やはり...と何ともいえない気持ちになる。しかし、おいしく食べてもらえたのならエリンギも本望だろう......。
今回のイラストの反響について、井嶋さんは
「いつもは動物の絵を描いてるので、リアルなエリンギを受け入れてもらえるか心配でしたが、予想以上にたくさんの方に喜んでもらえて、とっても嬉しく思いました!
これからも、皆さんに笑ってもらえるイラストを生み出していきたいなと思いました」
と話していた。