メロンに網目模様ができる理由、ご存じですか?
2020.07.14 08:00
[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2020年6月30日放送の「なぞの細道」のコーナーでは、石川県小松市の農園から中継をしていました。
25種類の野菜や果物を作るこの農園では、もうすぐマスクメロンが旬を迎えます。
マスクメロンといえば、網目の形をした模様が特徴的です。ところで、その網目模様がどのようにできるかご存知ですか?
人間で言うと「××××」
実は、マスクメロンは握りこぶしくらいの大きさの時は、皮が非常に柔らかいのです。
大きくなるにつれて皮が固くなり、また内側からも圧がかかるので、はち切れようと実にヒビができます。このヒビを直そうとしてできた跡が網目模様になるのです。人間で言えば、かさぶたのようなものですね。
この原理を利用してつくっているのが、メッセージ入りメロン。網目ができる前に、事前にメッセージを彫刻刀でメロンに掘っておくのです。
すると、掘ったメッセージのところに網目が出来上がり、メッセージ入りのメロンができあがります。
ちなみにマスクメロンは糖度15度。旬を迎えるころは3日に1度ずつ上がり、後味までしっかりと甘いメロンができます。
美味しいメロンの見分け方は、メロンの上についているツルがかたいものだそうです。
(ライター:りえ160)