レストラン「Sガスト」が全店舗閉店 「さようなら」「涙が止まらない...」惜しむ声相次ぐ
「ガスト」や「バーミヤン」などのファミリーレストランチェーンを展開する、すかいらーくホールディングス(本社・東京都武蔵野市)は2020年7月5日、レストラン「Sガスト」の営業を終了した。
同社の広報担当者が8日、Jタウンネットの取材に対して認めた。
Sガストは2001年、1号店となる赤坂店をオープン。以降、約20年にわたって関東を中心に店舗展開してきたが、5日の日吉店(横浜市)の閉店をもって、全店舗の営業を終了した。
同店では定食や丼ものを中心に提供。コスパが良く、手軽に食事を楽しめる店として親しまれてきた。
筆者も前職の時は、神保町のSガスト(現在はから好し)に昼・夜含め何度かお世話になった。ランチタイムは多くのサラリーマンがカウンターに並んでおり、その手軽さが重宝されていたようだった。
すかいらーくホールディングスの広報担当者によれば、閉店後はから揚げ専門店「から好し」やとんかつ店「とんから亭」など、同社が運営する別ブランドに業態を変えている店もある。その場合は、基本的にスタッフもそのままだという。
ツイッターではSガストの閉業に対し、
「もうSガストがこの世に存在しないんだと思うと涙が止まらない...」
「え日吉のコスパ最強sガスト潰れちゃうってのは知ってたけど国内最後の店舗だったのか......マジか悲しい」
「さようならSガスト、レストラン系の食事が気軽格安に持ち帰れてよく利用していました」
といった声が寄せられている。