木でも蹴ってみるか→ファッ!? まさかの結果に「これだから昆虫採集はやめられねえ」
クワガタのある習性を利用したそうで...
こんなにたくさんのクワガタが、木を蹴っただけでゴロゴロと落ちてくるものなのだろうか...。
7月8日、Jタウンネットは投稿者のリーブスさんに当時の詳しい話を聞いてみた。
札幌市近郊に住む大学生だという彼は、昔から生き物が好きで昆虫に限らず様々な動植物の採集や飼育をしているという。木を蹴ったのは7月1日の朝だそうで
「友人と採集に出かけた際、たまたま立ち寄った公園に生えていたミズナラの木を蹴りました。
クワガタは鳥などの天敵が近づいてきた振動を感知し、わざと枝から落下して逃げる習性があります。これを利用するのがいわゆる『木蹴り採集』なのですが、僕はいつも良さそうな木ならとりあえず蹴ったり叩いてみることにしています」
とのこと。今回落ちてきたのはミヤマクワガタとコクワガタだったという。メスや小型のオスを含めると20匹程度降ってきたとのこと。
大量に落ちてきた時の感想を聞いてみると
「それはもう最高の一言で『これだから採集はやめられねえ!』と思いました。
ミヤマクワガタもコクワガタも見慣れたクワガタですが、何度見てもカッコよくて嬉しいものです」(リーブスさん)
彼は相当な生き物好きである...。
ところで落ちてきたクワガタはどうなったのだろうか。その後を聞いてみるとほとんどの個体を自然に返したという。
「特に大きなオスを持ち帰って、残りはみんなリリースしました」(リーブスさん)
木を蹴ったら、大量に落ちてきたクワガタムシ。投稿への反響は大きい。感想を聞くと
「みんなクワガタが好きなんだなーと嬉しくなった反面、金額の話をしている人が多くてちょっと悲しくなりました。この感動はプライスレスなんですよ!」
と述べた。また中にはトレーディングカードゲーム「甲虫王者ムシキング」でミヤマクワガタが使う技名を寄せた人もいるようで
「僕もムシキング世代なので懐かしい気持ちになりました」
とのこと。
ムシムシとした夏が、今年もやってきているようだ。