「白菜の漬け物」にしか見えないかき氷が話題に なぜこんな見た目に?店長に聞くと...
果物をそのままかき氷に
Jタウンネットが話を聞いたところ、べるべるさんの奥さんは2年ほど前からずっとひととせの雪に行きたかったとのことで、実際に食べた感想について
「シャインマスカットのかき氷は添えてあるシロップを掛ける必要が無いほど甘みが強く、そのまま食べて最高に美味しいそうです」
と話しているという。
それにしても、どうしてかき氷がこのような見た目になるのだろうか...?
Jタウンネットは7月3日、「ひととせの雪」の西宮美づ穂店長に話を聞いた。
2016年にオープンし、今年で4年目を迎えたという「ひととせの雪」。
西宮店長によれば、夏場の土日は1日300杯ほどのかき氷が出るという。
店長によれば、同店のかき氷は砂糖や水を一切使わず、凍らせた果物をそのまま薄く削っているそう。果物は旬の時期に、特殊な機械で瞬間凍結しているため、解凍したあとでも栄養や風味などを残したままだという。
「シャインマスカットのかき氷も房から取ったシャインマスカットを丸ごと削っているので、イメージとしては果物の断面がそのまま出ている感じです」(西宮店長)
「白菜の漬物に見える」と言われていることについて聞いてみると、
「ツイッターを見ていますし、またインスタグラムでも話題になってますよ、と教えてもらっていたので知っていました」
と西宮店長。その上で
「確かに以前からそういう話はいわれています。
しかし写真だとそう見えるかもしれませんが、実物とはちょっと違うかな、と思います。
果物を薄く削っているので、実物は横から見るとふわふわしていて、例えば白桃をつかったものなんかは薄ピンクなので桜のように見えたりするんです。実際にいらっしゃったお客様からはよく『かわいい』というようなお声を頂いておりますね」
と話した。
また、時間帯によっては果物の解凍具合が若干違うほか、果物の状況や、削られる向きなどによっても見た目は少しずつ変わってくるという。写真は偶然、表面が馴染んでしまっているのではないかとのことだ。
今回の投稿の反響については
「今の時期は元々、お客さんが多い時期なので特にすごく増えた、という感覚はないです。ですが、お客さんたちが『ツイッターに載ってたね』という会話をされていらっしゃるのは耳にしたことはあります」
とした。
シャインマスカットのかき氷は1日限定30食で通年販売しているが、夏場は開店30分ほどで売り切れてしまうこともあるほどの人気商品だそう。
気になる人は、早い時間にお店に行くと良いかもしれない。