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もはやファンタジーの世界... ある建築学生が作った「川が流れるテーブル」が驚きのクオリティ

井上 祐亮

井上 祐亮

2020.06.23 21:00
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まるで透き通った川や海のよう――。京都の建築学生が作った「リバーテーブル」が、ツイッターで話題を呼んでいる。

こちらは、ツイッターユーザーの「もらいタバコのぐる」さんの2020年6月16日の投稿だ。

木板に挟まれたマリンブルーが、鮮やかで綺麗である。これは木材で天板の枠組みを作り、レジンという液体を流し込んで作った工芸品。リバーテーブルやレジンテーブルと呼ばれ、近年海外で注目を集めているものだ。

影の色も綺麗だ(画像はもらいタバコのぐる (@Guruten11)さんから)
影の色も綺麗だ(画像はもらいタバコのぐる (@Guruten11)さんから)

もらいタバコのぐるさんが作ったリバーテーブルを見た人からは、ツイッターに

「河川敷感あって涼しげですね」
「すごく綺麗で思わずみとれてしまいました」
「透き通った海かと思いました...。凄く綺麗です」

といった反応が寄せられている。

「川の中を覗いたような印象にするために...」

18日、Jタウンネットが制作者・もらいタバコのぐるさんに、制作のきっかけを聞くと

「ユーチューブで海外の方が作成しているものを見て惹かれ、自分もこんな作品を生み出したいと思い見様見真似で作りました」

という。

横幅は約50センチで奥行き約95センチ、高さ約45センチという作品はローテーブルやセンターテーブル、インテリアなどと用途は様々だという。さらに厚さは約4.5センチで、木材の断面も眺めることができる。

木材の断面がくっきり
木材の断面がくっきり

作り方は、簡単に言えば木材を切断し、その間にレジン液を流し固める。そして綺麗に研磨する流れだという。作るのにかかった日数は、4、5週間で、研磨時間は約30時間。とても簡単に作れるシロモノではなさそうだ。

こだわりを聞くと

「川の中を覗いたような印象にするために断面が綺麗な一枚板を選びました」

と答えた。レジンの厚みや幅の広さ、気泡の少なさなど全てにおいて「最高傑作」だという。

20年5月5日に投稿されたリバーテーブル。確かに今回の方がレジン液は多いよう。もちろんどちらも素敵だ
20年5月5日に投稿されたリバーテーブル。確かに今回の方がレジン液は多いよう。もちろんどちらも素敵だ

ツイッター上での反響を受け、もらいタバコのぐるさんは

「まさかこんなにも多くの方に見てもらえるとは思ってなかったのでうれしい限りです...」

と述べた。

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