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梅田駅が「変態」だらけに その驚きの光景がこちら

笹木 萌

笹木 萌

2020.05.16 08:00
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作者「ある意味『変態』的なイラストを目指した」

広告のイラストを手掛けた石井さんには、描く際に意識したこと京都水族館を通して聞いた。

「『変態予告』というコピーがとても強いので、その言葉に負けない絵にしたいと思いました。(文字を構成する生き物は)細部まで綿密に描いていますが、図鑑的な正確さを目指すより、生き物のフォルムの面白さや奇妙さを出すことにこだわっています。ある意味『変態』的なイラストレーションを目指しました」
泳いでいるようだ(画像は京都水族館提供)
泳いでいるようだ(画像は京都水族館提供)

文字を作る魚たちはまるで生きているような、動きある描写が魅力的だ。どんな生き物が隠れているのか探してみるのも面白いだろう。

しかし注目を集めた要因の一つが、駅の構内で「変態」の文字が並んでしまったことだが、こちらは狙っていたのだろうか。

石井さんに聞いてみると「折り重なる点についての表現意図はありません」。さすがに予想外だったようだ。しかしその一方で、

「京都水族館が広告に込めた『変わることへの思い』をインパクト強く伝達できているのではないかと実感しています」

としている。

駅の広告がSNSで話題になったことについて、京都水族館は「話題になっていることに対しては素直に嬉しい思いです」とコメント。広告は梅田駅の他にもJR京都駅や京都市営地下鉄・四条駅、京都市営バスのバス停、商業施設に24日まで掲示される。

(18日11時30分追記)広告の制作体制に関する情報に一部誤りがあったため、修正しました。

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