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京都人の「ぶぶ漬け論法」はどうやって誕生したのか 日本語の専門家に聞くと...

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2020.04.19 21:00
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大都会ゆえ生まれた会話術

丸田教授によると、京都は全国各地から多種多様な人々が集まる大都会でした。

出会った人との身分の上下や遠近関係もわからないため、はっきりと言うことは失礼にあたると、ぼやかした言い方に。戦国時代は、時の支配者が次々と入れ替わり、自分の身を守る手段として、本音を言わない会話になったといいます。

例えば、「おもしろい味やな」「食べられんこともないわ」。これは「おいしい」という意味で、「まあまあ」はすごい褒め言葉だとか。京都人は褒められたら裏があると考えるので、あえてこんな表現になるといいます。

こうした京都人の話し方について、番組では、

「京都人の『いけず?』にひるまず、積極的に会話しましょう!あまり気にせず『親しく思ってくれてるんやな』と、違いを笑っちゃえばいいんです」

と締めくくっていました。

世間に迷惑をかけないための会話術。スタジオでは「こういうことを伝えたいから、こういう言い方をしようとか考えるようになる」「頭の体操になる」という意見もありました。

(ライター:まみ)

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