この発想はなかった...! 予想以上に似てると話題の「洗顔ものまね」作者を直撃
2020.03.03 21:00
「こりゃ完全にノブじゃあ」
杉浦さんは、愛知県出身の美術家である。
自分自身の顔をキャンバスとした「洗顔ものまね」、その狙いについて聞いてみた。
「洗顔という誰もが行う行為なので、共感してもらえたら嬉しいと思い制作をし続けてきました」
「洗顔ものまね」を始めるにあたって、何かきっかけがあったのだろうか?
「もともと乾燥などの肌トラブルが多く、悩んでいた時に、正しい洗顔方を調べたらよく泡だてた泡を顔に乗せるようにするのが良いということだったので、過剰に泡をモコモコにして顔に乗せておりましたら鏡に映った自分の姿が泡のお面をつけているようでおかしくなり、色んな形を作って遊び始めました。
(結果、正しい洗顔とは程遠いことになってしまいましたが、洗顔をする前に油分の多いクリームを塗ったり、制作時間を5分以内にするなど工夫をして対策をしています)」
「洗顔ものまね」で苦心している点は何だろう?
「制作時間を短縮するために制作に入る前に被写体の方の特徴をよく観察しておく事です。制作前に似顔絵を描き、それを鏡に貼って、見ながら制作をしています」
47万「いいね」というツイッターでの反響については、「たくさんの方に見ていただけて嬉しいです」と答えてくれた。「これからもいろいろなものを作っていきます」と抱負を語るとおり、続々と新作を発表している。