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旅先いい話

まるで恋愛テーマパーク? 鳥取の山奥にピンクすぎる無人駅があった

笹木 萌

笹木 萌

2020.02.10 06:00
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1日の乗降者数は「平均6人」

恋山形駅のコンセプトは「恋が叶う駅」。駅には絵馬が用意され、願い事を書くことができる。また16年6月はハートマークが周りを飛び交う特徴的なデザインの「恋ポスト」を設置。投函された手紙やはがきは週に1度、智頭急行の社員が集荷し山形郵便局でハート型の消印を押して発送する。

このほか、坂道をピンク色で塗装した「恋ロード」や、智頭急行のオリジナルグッズを販売する自販機を設置した「恋の待愛(まちあい)室」など、恋にちなんだスポットが盛りだくさんだ。

ハートのくぼみに絵馬をはめて撮影(画像は智頭急行公式サイトより)
ハートのくぼみに絵馬をはめて撮影(画像は智頭急行公式サイトより)

投函できる「恋ポスト」(画像は智頭急行公式サイトより)
投函できる「恋ポスト」(画像は智頭急行公式サイトより)

無人とはいえこれだけインパクトのある駅なら、さぞ利用客も増えたのではないだろうか。そう思って担当者に聞いてみると、

「1日の乗降人員は、平均6人程度です。ここ最近は週末を中心にたくさんのお客様にお越しいただくようになりましたが、残念なことに皆さん車でいらっしゃるので列車から降りるお客様はほぼ変化していません」

とのこと。6人...。公式サイトには「駐車場のご用意も数台しかございませんので、なるべく普通列車をご利用ください」とあるので、車で行く際は気を付けたいところだ。

担当者によれば、土日は恋山形駅に長時間停車する列車もあるとのこと。成就させたい願いがある人は行ってみてはどうだろうか。

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