「峠の釜めし」容器の再利用法に注目 実はご飯が炊けるって、知ってた?
再利用できるのは3~5回ほど
炊飯レシピは荻野屋の公式サイトでも紹介されていて、レシピは以下のようになっている。
【米1合、水180ccの場合】
(1) 米を研ぎ、洗浄した容器の外側の水分をよくふき取る。
(2) ガス台に乗せ、弱火にかける。約8分~10分で吹きこぼれてくる。
(3) 吹きこぼれたら直ぐに、蓋を1~2センチほどずらし、とろ火(最弱火)で沸騰させる。フタも少しずつ閉める。
(4)(2)より約15分後、ご飯の表面に水気がなくなってきたらフタを完全に閉め、すぐに火を止める。
(5)15分以上蒸らす。フタを開けるのが早すぎると、ご飯に芯が残り上手に炊けないことがある。
(6)フタを開け、しゃもじなどで撹拌し完成。

土釜を火にかける際に気を付けたいのが、荻野屋が紹介している炊飯レシピには、「容器が割れることがありますのでご注意ください」と記載されていること。担当者によれば、軽量化を進めたことで、どうしても耐久性が弱くなってしまったという。
対策としては「土釜の水分をよく拭き取ること」「弱火でコトコトと炊くこと」を挙げており、使用回数は取り扱い方にもよるが3~5回ほどではないかということだ。
ツイッターでは炊飯の他にも、プリンを作る、煮卵を漬けるのに土釜を使用するユーザーが見られる。調理以外にも鉢植えとして利用するなど、可能性は無限大だ。
峠の釜めしの器でプリン作るの楽しいよという話 pic.twitter.com/KOgEQnhYoh
— ゴムうどん (@gomumaridesuwa) February 5, 2020
帰宅?( ゚?゚)タダイマー
— 高木裕平 (@takagiyuhei0623) November 13, 2017
今日はこいつを楽しみに生きてきたといっても過言ではない(☆∀☆)昨日の夜に漬けておいた半熟煮卵ちゃん??
良い具合に半熟トロトロしてる????
むかし長野行った時の帰りに食べた峠の釜めしが入ってた土釜で漬けました?( 'ω' )? また峠の釜めし食べたいなぁ...(??? ) pic.twitter.com/irsBKNxcO7
担当者は土釜での炊飯が話題になっていることについて、
「新幹線による高速化、駅ナカ発展による食の多様化など社会環境の変化により、廃業する駅弁業者、事業縮小する企業があります。そんな中、ネット上で話題になることは、若い世代の方々に『峠の釜めし』『駅弁』を知っていただけることにつながりますので、光栄でございます」
としている。