洗濯したティッシュそっくり? 見た目がヤバい沖縄の謎菓子「天使のはね」食べてみた
見た目と味のギャップがすごい
話題になっているお菓子は、焼き菓子の製造・販売を手掛ける丸吉塩せんべい(那覇市)の「天使のはね」。某ランドセルを彷彿とさせるファンシーなネーミングだ。
Jタウンネットはさっそく取り寄せてみた。
シワシワで微妙な厚みがある、まさにポケットに入れたまま洗濯してしまったティッシュだ。
丸吉塩せんべいの公式サイトによれば、これはせんべいを作る過程でできるもの。原材料は小麦粉、植物油脂、塩、馬鈴薯澱粉とシンプルな味付けだ。
袋を開けると香ばしいにおいが漂い、手に取ると羽のように軽い。手触りはポップコーンのようだ。さっそく食べてみると、しなっとしたソフトクリームのコーンのような食感でほんのりと塩味が効いている。
ものによってはかなり大きいサイズもあり、歯ごたえがある。しかしパッケージにも書かれているように、咀嚼音はまったくと言っていいほど聞こえない。口の中に入れると溶けてしまい、あまり「食べている」感覚がない不思議なお菓子だ。
シンプルな味付けで食べやすいため、気づいたら手が伸びてしまっている。編集部員にも試食してもらうと、
Y記者「しけったポップコーンみたい...。でも、ずっと食べちゃう」
I記者「ひからびたティッシュみたいですね。綿菓子のように甘いかと思ったら塩味で驚きました。おいしいです」
N記者「のど乾きそうだし、発泡スチロール食べてるみたい。お酒に合いそう」
S編集長「全然食欲がわかない。...ポン菓子みたいで意外とイケる!」
との感想が。第一印象は総じて良くないが、味はおいしいとの声が目立った。傍からは黙々とティッシュを食べているようにしか見えないことを除けば、普通のおやつだ。
パッケージ裏にはおすすめの食べ方として、カレー粉や唐辛子をかける、ご飯に混ぜておにぎりにする、などが紹介されている。また、今回取り寄せたのは「しお味」だが、このシリーズには梅パウダーをからめた「梅味」もある。気になる人は食べてみては。