スーパー玉出のトウモロコシが謎すぎる 味はおいしいけど...原材料欄に「ラズベリー」
<連載>スーパー玉出「激安メシ」の世界
その20 文・写真 Met
大阪名物の激安スーパー「玉出」。1円セールなどでおなじみですが、値段だけでなく個性的な品揃えにも一見の価値アリ。そんな「玉出」のお惣菜コーナーを大阪在住の筆者が物色。B級グルメならぬ、「T(=玉出)級グルメ」の味をレポートします。
今回見つけてきたのは「蒸しとうもろこし」(税込198円)です。
まるまる1本のとうもろこしという豪快な商品。しかし原材料名には「とうもろこし」ではなく、「玉子」「小麦粉」「ラズベリー」「寒天」など全く意味のわからないものが並んでいます(笑)。
スーパー玉出のお惣菜は基本的に原材料名の表記がアテになりませんが、ここまでツッコミどころの多い商品は珍しいですね。
スイートコーンのような甘み
レンジで温めてみると、甘い香りが広がってきました。芯の部分を持ってそのままかぶりつくというような、テレビやCMでよく見るあこがれの食べ方ができます。この時点でテンションが上がってきますね。果たしてどんな味がするのでしょうか。
とうもろこし本来の味はもちろんのこと、蒸しての調理ということでスイートコーンのようなやさしい甘みがあります。しかし丸ごとかぶりつく食感はかなりワイルド。わたしはこの食べ方をするのが初めてだったのですが、まさかスーパー玉出のお惣菜で夢が叶えられるなんて思いませんでした(笑)。
ちょっとだけ塩をかけてみると、甘みが増してさらにおいしく食べられます。まるまる1本となると量が多いような気もしましたが、途中で味を変えながら一気に完食してしまいました。
ということで今回はスーパー玉出の「蒸しとうもろこし」を紹介しました。実際に食べる部分が少ない割には高めの値段設定なものの、それに見合うだけの体験ができるおもしろい商品でした。
お祭りシーズンも終わりを迎えましたが、屋台でとうもろこしを食べておけばよかったと後悔している方はスーパー玉出に訪れてみてはいかがでしょうか。