「健康ミネラルむぎ茶」は今後も増量を続けるのか 伊藤園に聞いてみた
2019.08.24 08:00
購入者のニーズにあわせて容量を変化
担当者によれば、伊藤園は1996年に「お~いお茶 むぎ茶」として500ミリリットルサイズを発売。何度か商品名を変更し、2010年に「天然ミネラルむぎ茶」の600ミリリットル、12年に「健康ミネラルむぎ茶」の630ミリリットルを発売した。
その後、15年に650ミリリットル、16年に670ミリリットルを発売し、現在に至るという。
現在販売している600ミリリットル台は3パターン。600ミリリットルは主に自販機(希望小売価格:税別130円)、670ミリリットルはコンビニ限定(同140円)、650ミリリットルはその他小売店での販売(同130円)と、販売場所によって違いがあるようだ。
なぜ増量を続けているのか。担当者は販売業態の特性や購入者のニーズに合わせて容量を変化させてきたという。
「例えば、男性のお客様が多いコンビニエンスストアでは、たくさんの量が飲めるように容量を増やして差別化を図るなどの理由があります。近年では1本を何時間もかけて飲む『ちびだら飲み』をされるお客様も増加しており、そのニーズにあわせるためです」