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盲導犬のトイレ事情、考えたことあった? JR東日本が「専用トイレ」を初設置した理由

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2019.07.21 20:00
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現場へ行ってみた

取材後、筆者はさいたま新都心駅に向かった。4月1日以降、何度か訪れていたのに全く気付かなかったが、どこにあるのだろうか。

改札内に入り、いつもは使わない京浜東北線のホームに向かうエスカレーターに近づいた。

多目的トイレやほじょ犬トイレがあるスペース
多目的トイレやほじょ犬トイレがあるスペース

車いすマークの下に見慣れないマークがあるのに気づいた。

ほじょ犬マーク
ほじょ犬マーク

ほじょ犬マークが駅の中にあるとは――。案内図を見ると、多目的トイレに隣接するように目的である、ほじょ犬トイレがあった。

案内図。オレンジ色のスペースがほじょ犬トイレだ。
案内図。オレンジ色のスペースがほじょ犬トイレだ。

ほじょ犬トイレの入り口
ほじょ犬トイレの入り口

入り口はガラス張りになっており、外から見える仕様になっている。

ほじょ犬トイレの内部
ほじょ犬トイレの内部

中には補助犬のトイレ台や汚物流しがある。トイレ台のシャワーには清掃用とのシールが貼ってある。トイレシーツで排泄をするが、万が一汚れてしまった際はシャワーで洗い流せる。

ほかにもダストボックスやインターホンもある。

トイレ台
トイレ台

ダストボックス、お手洗いと汚物流し
ダストボックス、お手洗いと汚物流し

非常に多くの設備が集約されており、これなら利用者も便利なはず。

調べるとさいたま新都心駅以外に、羽田空港や成田空港、東京芸術劇場や京王プラザホテルにもあるようだ。

しかし、いずれにしても数が少ないのも事実。さいたま新都心駅のほじょ犬トイレが話題になったのを機に、全国で数が増えてほしいと願うばかりだ。

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