香川の謎イベント「アスパラ大騒ぎ」が超楽しそう アスパラグッズにアスパラクイズ、アスパラバンドも登場!
2019.05.25 08:00
「アスパラ大騒ぎ」の名づけ親は...
電話で答えてくれたのは、アスパラ大騒ぎ実行委員会代表の国見香須子さんだ。
――「アスパラ大騒ぎ」はいつ頃、どんな狙いで誕生したのですか?
「2013年4月に第1回が開催されました。フレンチのシェフから、香川のアスパラのポテンシャルについて、東京で認知されているという話を聞きました。またイタリアンのシェフから、収穫祭文化の話を聞いたこともきっかけとなりました」
香川県で開発されたアスパラガスは「さぬきのめざめ」という。
なかなか素敵なネーミングではないか。この品種は、生長しても穂先が開きにくいというのが特徴で、穂先が締まって、根元までやわらかい。シャキシャキとした歯ごたえと、口全体に広がる爽やかな甘みが魅力だ。新鮮なものは、生で食べても美味しいほどだという。
東京で活躍するシェフたちが高く評価する香川産アスパラ「さぬきのめざめ」を、香川県民にも味わってもらいたい。アスパラガスの収穫祭を祝い、こだわりのアスパラ料理を発信したい。それが、国見さんの目的だったようだ。
さて話題騒然の「アスパラ大騒ぎ」というネーミングだが、国見さんに聞くと、「地元鉄道会社ことでんの社長がつけました」という返事だった。なんと高松琴平電鉄(琴電)の社長が発案者だったとは......。