寿司を「手で食べる人」は少数派 全国調査で判明、7割強が「箸を使う」
地域別の結果は...?
都道府県別の結果を見ても、箸派が圧倒的だ。なんと47都道府県のうち44地域(結果が拮抗した岩手、和歌山、山口、香川、長崎、大分の6県を含む)で、箸派が優勢な結果となったのだ。手づかみ派は、群馬、山梨、島根の3県だけだった。
五大都市の結果をみていくと、北海道(手づかみ42%、箸58%)、東京(手づかみ34%、箸66%)、愛知(手づかみ5%、箸95%)、大阪(手づかみ34%、箸66%)、福岡(手づかみ39%、箸61%)だった。
東京と大阪の結果が同じだったこと、愛知が圧倒的に箸派だった点などが目を引く。そのほか、滋賀では箸派が100%だった。「西高東低」など全国的な傾向は見い出せなかったが、地域によって結果には大きな違いが出ていた。
ちなみに、先述した「全国すし商生活衛生同業組合連合会」の資料では、次のような一文もあった。箸派の皆様も、参考にしてみてはいかがだろうか。
「(手か箸かは)どちらでも良いのですが、すし飯がこぼれず、しょうゆにつけやすいといった食 べやすさからすると、手で食べる方が本来は適しています。ただし、食べる前に手をよく洗っておきましょう」