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これは押さずにはいられない...! 筑波大の「照明プラネタリウム」が最高に粋だった

笹木 萌

笹木 萌

2019.05.16 18:26
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2019年5月15日、ツイッターユーザーのおおちま(@ITF_biol18)さんが投稿したのは、筑波大学(茨城県つくば市)のとある照明スイッチ。なぜか、春夏秋冬と星座の名前が書かれたシールが貼ってある。

スイッチを入れると、春は北斗七星、夏はさそり座、秋はカシオペア、冬はオリオン座と、四季それぞれの代表的な星座をかたどった照明が点灯するのだ。

好奇心を掻き立てるスイッチを押すと...(画像は筑波大学提供)
好奇心を掻き立てるスイッチを押すと...(画像は筑波大学提供)

ツイッターでは、「筑波大学粋スギィ!」「その発想は無かった」といった声が寄せられ、16日18時半の時点で3万9000件を超えるリツイートを獲得しているなど、大きな注目を集めている。

おおちまさんはリプライ(返信)の中で「見つけるのに1年かかった」としており、同校のOBだというユーザからも場所を尋ねるリプライが寄せられている。知る人ぞ知る粋なプラネタリウムについて、Jタウンネットは5月16日、筑波大学に取材した。

建物と星座の方位も合わせた

筑波大学の広報担当者によれば、この照明は学生用の広報掲示板がある2B棟二階中央、吹抜けのホールにあるとのことだ。

春の北斗七星(画像は筑波大学提供)
春の北斗七星(画像は筑波大学提供)

秋のカシオペア(画像は筑波大学提供)
秋のカシオペア(画像は筑波大学提供)

存在を知らない学生もいるようだが、設置されたのは2014年度、建物のリニューアル工事の際だという。

「整然と配置するのではなく、四季をイメージしてもらえるようなデザインとした」

といい、星座の方位と建物の方位も合わせるなど、見えないところまで手が込んでいる。

星座に明るくない人でも、これなら楽しんで覚えられそうだ。ちなみにツイッターで話題になったスイッチ部分のシールは、大学側が確認したところ「春」「秋」が逆になっており、現在は元に戻っている。最初から逆だったのか、5年の間に誰かが貼り換えたのかは分からない。

左は訂正前(おおちま@ITF_biol18さん提供)、右は訂正後(筑波大学提供)
左は訂正前(おおちま@ITF_biol18さん提供)、右は訂正後(筑波大学提供)

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