「父」「親」「毛」「少」... 悪意を感じる漢字ドリルが話題、出版社は「意図したものではない」
子供の漢字ドリル、漢字の並び方に悪意を感じる――。そんなツイートが2019年4月24日に投稿され、話題となっている。
まずは下の画像をご覧いただきたい。
子どもの漢字練習帳なんだけど、漢字の並び...。 pic.twitter.com/Ksm5zv3hbR
— ひらり (@umeko_tuda3535) 2019年4月24日
こちらはツイッターユーザーのひらり(@umeko_tuda3535)さんのツイート。小学校低学年の頃によくやった漢字ドリル、一瞬懐かしい思いになるが、紹介されている漢字の並びに注目してもらいたい。
左から読むと「父」「親」「毛」「少」とさびしい文字が踊り、大人が見ると思わず笑ってしまいたくなるような仕上がりだ。インターネット上でも、「悪意しかなくて笑わざるを得ない笑」「何か意図的なものを感じますねぇ」との声が相次ぎ、話題になっている。
これ、絶対に狙ったでしょ――。そう思ったJタウンネット記者が、出版元に取材すると...。
編集部を直撃すると...
話題の漢字ドリルは、光村教育図書の「あかねこ漢字スキル」(光村教育図書)。Jタウンネット編集部が26日、同社編集部の担当者に話を聞くと、
「(あかねこ漢字スキルは)東京書籍さんの教科書に掲載されている説明文『たんぽぽ』で習う漢字の順番で掲載しているため、意図したものではございません」
との回答が。ネットで話題になっていることについて、感想を求めたが、「ノーコメント」とのことだった。
「たんぽぽ」は東京書籍の小学校2年生用の国語教科書に掲載されている説明文。たんぽぽの生態をわた「毛」を飛ばすなどの過程でわかりやすく説明している。偶然にしては、悲しすぎる。誰か、お父さんをはげましてあげて欲しい。