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「町内会に入らない人間に、不満を言う権利はない」 とある移住者が、こう主張する理由

ご近所トラブル調査団

ご近所トラブル調査団

2019.04.01 11:00
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「都会と同じ暮らしはできません」

山梨県のとある市に住んで、25年が経ちます。

東京で10年サラリーマンをしてからの、移住です。最初は地元に溶け込もうと、町内会に入って地域活動を積極的に取り組みましたが、いわゆるよそ者として扱われ嫌な思いも随分しました。

2年ほど経って、やっと周りに名前が覚えられた頃に、地域消防団員が足りないとの事を聞きました。移住者仲間には、入らない方が良いと言われましたが、地域に溶け込むのはこれしかないと思い決断しました。

月に1度のポンプ放水練習、年数回の夜間の見回り、出初式など、月に数日は出労があります。しかし、これぞ田舎暮らしと思い楽しんでまいりました。

すると、ご近所の人達からの目が変わり、野菜やら、飲み会やらのお誘いが沢山増え、充実した地元に溶け込んだ生活が出来るようになりました。

ちょうどその頃ですが、団塊の世代の間でいわゆる「憧れの田舎暮らし」がブームとなり定年後の移住者が増えてきました。その人達は町内会には入らず、ご夫婦だけで暮らしています。

隣近所とは一線を置いて、干渉されないよう静かに暮らしています。しかし、市役所に対しては、何でも聞いてくれると思い込み、大変強気で納税しているからと言って怒鳴り込みます。

例えば、生活ゴミの問題です。町内会に入っていないと近くの公民館にあるゴミステーションには捨てられません。鍵がかかっているためですが、町内会に入っていない人たちは、なぜ捨てられないのかと市役所に怒鳴り込みます。

市役所は、町内会に入ればゴミを捨てられる旨を説明しますが、新しい住民たちは、地域活動はしたくないそうです。なので、「税金を払っているのだから、ゴミを捨てさせろ」などと言って市役所を困らせています。

ゴミだけではありません。交通や医療、学校の問題。最近こちらに移り住んできた住民が不満を抱く点はすべて、都会暮らしとの「ギャップ」に関わる問題のようです。

ここは田舎です。都会と同じ暮らしはできません。それを分かって移住してきたはすなのですが......。

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