混ぜるな危険?リアルゴールド×コーヒー ネット騒然の新商品、さっそく飲んでみた
実際に飲んでみた
コーヒーフレーバーの文字ばかりに目が行ってしまうが、ラベルを読むと、コーヒーだけでなくブラックジンジャーとブラックペッパーのエキスも配合されているという。
余計に想像がつかないが、ひとまず開封。グラスに注ぐ前に香りを確かめた。
最初に感じたのがコーヒーの匂いだ。コーラのような気もしたが、コーヒーの主張がとても強い。
この独特な香りの液体をグラスに注ぐ。これは本当にリアルゴールドなのか。懐疑的にならざるを得ない色合い。いつもの鮮やかなイエローはここにない。コーラやドクターペッパーを彷彿とさせる黒っぽさが眼前にある。
これはどういう気持ちで飲めばよいのか。自分の抱くイメージとずれている。少し気を落ち着かせ、未知なる遭遇と思い込んで1口飲んでみた。
飲んでみると意外なことに通常のリアルゴールドの味が強い。そう感激して喉を通らせた後だった。コーヒーに縛られたかのようだ、口の中にコーヒーの匂いが色濃く残り、支配する。コーヒーしか飲まない女性とディープキスをしてもここまでは残らないだろう。
後味のコーヒー感が強すぎるため、リアルゴールドを飲んでいる感覚よりドクターペッパーやルートビアのようなクセのある炭酸飲料を飲んだ気持ちになってしまった。
ただ、筆者はそうしたクセの強い炭酸飲料が大好物。1口だけでは不快に思ってしまったが、残りを少しずつ味わうと美味しく感じる。車を運転するときにBTエクスプレスの音楽と一緒にほしいと思ってしまうほどだ。
ここからはほかの人の意見も紹介する。社内の自動販売機で頻繁にリアルゴールドを購入。1日で5缶を空にするときもあり、「ヤバい新人が入ってきた...」と社内で密かに噂されているJ-CASTニュースの新鋭T記者は、
「混ぜるな危険」
と意味深なコメント。リアルゴールド愛が強いだけに、受け入れられない部分もあるのだろうか。どこか浮かない顔をしていた。
続いてはJ-CASTニュースのT編集長。自らグラスを持参し、求めてきた。「匂いが独特だなあ」と笑顔を見せつつ1口。すると、
「不思議だなあ。タヌキに化かされたような感じ」
確かに、甘い炭酸飲料を飲んだはずなのに、口の中に残る後味はコーヒー。なんだか、不思議な感覚になる気持ちも分かる。
ほかの編集部にもお邪魔した。コーヒー好きを公言するJ-CASTトレンドのF記者。「味が2層ある」と指摘しつつ、こうコメントした。
「(コーヒーとリアルゴールドが)混ざっていない境界線がある。コーヒー牛乳みたいな味もする」
ここまで絶賛の声こそ出ていないものの、まずまず(?)の評判だ。
最後はF記者と同い年、われらがJタウンネットのS編集長だ。ドクターペッパーを例に挙げて、
「好きな人は好きかな」
とコメント。ネット上の評判は既に知っていたS編集長は「そこまでマズくない。ちょっと拍子抜け感がある」とも話していた。
編集部では好きと言えるほど当たったのは筆者だけだったが、クセの強い炭酸飲料が好きであれば一度は試す価値があると言える。
ただ、組み合わせの意外性が先行するため、最も必要なのは「勇気」かもしれない。