あの前澤社長も「レベル高い!」 話題のご当地カップ麺を食べてみた
先日、ZOZOの前澤友作社長(43)のツイッターを何気なく見ていたら、どうしても気になる投稿があった。それがコチラ。
麺もスープもレベル高い! pic.twitter.com/kxPg0MXFhj
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) 2019年1月25日
月旅行のプロジェクトを立ち上げたり、総額1億円のプレゼントキャンペーンを実施したり、プライベートジェットや超高額のアート作品を持っていたりする前澤社長が、なんとコンビニで売っているカップ麺を大絶賛しているではないか!
しかもこれ、青森発祥の煮干し系ラーメンの名店「長尾」が監修した、いわゆるご当地カップめんなのだ。これまで数々のローカルグルメを取り上げてきたJタウンネット編集部として、コレは見逃せない。
あの前澤社長が「レベル高い」と評する一杯とは、いったいどんな味なのか。さっそく現物を入手し、食べてみた。
ファミマ限定「こく煮干し」
前澤社長が2019年1月25日のツイートで紹介したのは、ファミリーマート限定の「長尾中華そば こく煮干し」(税込278円)だ。
これが、あの前澤社長が認めたカップ麺なのか――そう思いながらパッケージを眺めると、フタには「津軽煮干しの雄」「東北・青森の名店」というコピーが。期待は高まる一方だ。
スープやかやくは全部で3袋。先入れのかやくと、後入れの液体スープと粉末スープだ。麺はスープがよく絡みそうな中太のちぢれ麺。具材はねぎ、メンマ、チャーシュー。比較的シンプルな布陣である。
熱湯を入れて5分待つ。麺をほぐしながら液体スープを投入すると、濃厚な煮干しの香りが漂ってきた。続いて、魚粉のような粉末スープを溶かすと、ニボ臭はより強烈に。ハッキリ言うと、めちゃくちゃ食欲がそそられる。
ズズズっと麺をすすりたい気持ちを抑えて、まずスープを一口。芳醇で深みある魚介の香りと、「家系ラーメンなのか!?」と思うほど濃厚なコク。強烈なダブルパンチで、頭がくらくらしそうだ。
待ちかねた麺の出番だ。生めんのようなモチモチ食感はもちろんだが、とくに驚いたのがスープのからみ具合。濃厚なスープをこれでもか!と口の中に一緒に連れてきてくれて、これが最高にウマい。
シャキシャキのメンマもクオリティが高く、主役のスープ・麺を引き立てる名バイプレーヤーのようだ。確かに、レベル高いわ。
唯一の難点は、チャーシューか。ごく普通のカップ麺レベルで、正直に言えば、スープや麺に負けている。他の具材もハイクオリティなので、例えるならプロ野球の試合にうっかりリトルリーグの選手が混じってしまったような感じである。
とはいえ、全体としてみれば非常にレベルが高いことは間違いない。さすが、前澤社長といったところである。美術品を見る目だけでなく、舌も確かなのだろう。