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頭とシッポ、全部はみ出てるよ! 超ワイルド「まるごといわし巻」食べてみた

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2019.01.16 06:00
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豆まきとともに節分に欠かせない存在となった「恵方巻」。今年も、コンビニエンスストアをはじめ数々の恵方巻が世に放たれる。

まるごといわし巻
まるごといわし巻

2015年の登場以降、根強い人気と存在感で絶賛(?)され続けてきたあの恵方巻が19年もやってくる。くら寿司の「まるごといわし巻」だ。今回、Jタウンネットでは、節分に先駆けて食べてみた。

頭は「柊鰯」にも使える

「まるごといわし巻」はその名の通り、いわしの塩焼きを丸ごと包んだ恵方巻。鬼も逃げてしまうであろうワイルドかつ破壊力なビジュアルが何よりの特徴だ。

まるごといわし巻とiPhone XRの大きさ比較
まるごといわし巻とiPhone XRの大きさ比較

iPhone XRと比較するとその大きさも目立つ。そして縦に配置すると少しだけドラム缶風呂にいわしが浸かっているようにも見える。

かぶりつく
かぶりつく

恵方巻ということで頭から丸ごと食べようとした。しかし、魚の頭を食べた経験がないので、流石に無茶だと思って断念した。すみません。

そこで、まるごといわし巻の食べ方について改めて調べると、どうやら頭と尻尾は取るのが主流のようだ。

解体したまるごといわし巻
解体したまるごといわし巻

解体した後の頭部は、節分の魔除けとして知られる「柊鰯」(ひいらぎいわし)にも使えそうだ。今回は巻きずしの部分も3等分にカット。何人かで分けて食べられるようにした。

この恵方巻はいわしの塩焼きだけでなく、梅肉と大葉も使われている。カットするとその香りも漂って落ち着いた気分になれる。

断面図
断面図

筆者も1切いただいた。油ののったいわしの塩気と旨味で充足感と程よい重さが得られる。ここに大葉の風味と梅肉の酸味が加わり、さっぱりと食べられる。自己主張の強い味付けなので醤油は不要。見かけと違ってシンプルで食べやすい。

S編集長にも試食をお願いした。解体前の外見に驚いて試食を躊躇っている様子だったが、

「見た目のインパクトに比べて味は普通。美味しい」

と高評価だ。しかし、頭部に使い部分を食べてしまったせいか骨の多さを指摘している。

「骨が多いな。もしそのままかぶりつくなら骨には注意が必要だね」

筆者は偶然、尻尾に近い部分を食べたので気が付かなかったが頭に近いと骨が多い。その注意は必要だ。

続いては若手筆頭格のN記者。少し時間を筆者とS編集長の試食から大分時間が経ってからの試食だったせいか、

「酸っぱい。思いの外酸っぱい」

梅肉の酸味がしみわたり過ぎたのか、酸味にやられて参っていた。

最後にJ-CASTニュースのエース記者であるAさんにも感想を聞いた。

「恵方巻とは思えない。これを何も言わずに食べさせられて恵方巻と認識するのは不可能だね。味も梅の味が強すぎていわしの風味とか味はあんまり感じなかった。ただ、ばつぐんの食感と味はおいしかった」

N記者とA記者の感想を踏まえると梅の存在感がキーポイントになるようだ。

世の中にあふれる色とりどりの恵方巻も魅力的。しかし、今年はシンプルでワイルドな「まるごといわし巻」を食べてみるのも一考かもしれない。

価格は350円(税別)。事前に予約をしておくと、2月3日に店頭で受け取ることができる。

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