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妊娠もウソ、流産もウソ! 信じていたママ友の裏切り、お坊さんに相談したら...【ご近所トラブル大賞2018】

ご近所トラブル調査団

ご近所トラブル調査団

2019.01.04 17:00
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Jタウンネット編集部が2018年に公開した「実録!ご近所トラブル」の中から、セレクトした4つのエピソードを浄土真宗本願寺派僧侶で東京・四谷「坊主バー」の店主でもある藤岡善信さんと一緒に振り返る「ご近所トラブル大賞2018」。

前回の「BBQパーティーの音楽と煙に悩む話」と大きくテーマは変り、今回はやっかいな近所の「ママ友」トラブルを深夜のバーに持ち込んだ。さて、僧侶の見解は――。

写真奥が藤岡善信さん(Jタウンネット撮影)

写真奥が藤岡善信さん(Jタウンネット撮影)

同じ報告が4年間に3回

「2人目妊娠した...は全部ウソ? ママ友の謎言動にモヤモヤが晴れません」(大阪府・40代女性)

12月9日に公開したこちらの記事は、子どもが同世代だからという理由でママさんたちの友だち付き合いも発生してくる。いわゆる「ママ友」の間で起こったトラブルのエピソード。

大阪府の40代女性は、保育園で知り合ったママ友の謎言動に4年間も惑わされていた。

ママ友の関係もご近所トラブルに(画像はイメージ)

ママ友の関係もご近所トラブルに(画像はイメージ)

ママ友からの「2人目を妊娠したの」との報告に、「具合が悪いときはご近所だし、上の子ども預かるよ」と言うと、後日、メールで「今日、検診だから子ども預かって」と連絡がきた。承諾し、家で待っていたのに彼女は来ず、メールの返事もない。結局、その日の夕方に「今日の検診は延期にした」と連絡があった。

しばらくしてから彼女に「赤ちゃん楽しみだね」と声をかけると「実は流産しちゃって」とのこと。気の毒に思っていたが、数週間後にまた「妊娠したの」と報告が。「今度こそ元気な赤ちゃん産んでね!」と励ますも、しばらくして再び流産との報告。約4年間で同じことが3回あったのだが、後日、他のママ友から「妊娠したってウソだよ」と聞かされ、ショックを受けたそうだ。

保育園の役員は、妊婦さんは外すというルール。保育園の役員から逃れたかったのか、妊婦として大事にされたかったのか、ウソつきママ友の心理は未だに不明だ。

僧侶からの言葉――「ウソをつくと最後は結局、逃げなきゃいけない」

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本当にどのような心理だったのか......悲しいですね。さぞショックだったことでしょう。

この記事を読んだとき、最初は「二人目がほしい」とか「うらやましい」という気持ち、見栄から生まれたウソだったのかなとも思いましたが......。「こういう人もいる」と思うしかない。

常にウソをついている人は、実がない。でも、ウソをつくと最後は結局、逃げなきゃいけなくなる。

なぜ人はウソをつくか。理由はたくさんあると思いますが、ひとつは、自分を偽ることで、人間関係をよくしたい、尊敬されたいということもあるでしょう。ウソついて上手くいくと、人は味をしめてしまう。でも、努力をせずに得られる快感は、毒ですからね。

ウソをつき続けることは、結局、自分で墓を掘っているようなもの。

自分もそういう風にならないようにしよう、と思いたいですね。大なり小なり、人はウソをついてしまうもの。「話を盛る」というのも同じことですが、そのさじ加減を忘れてはいけません。
(浄土真宗本願寺派僧侶、四谷「坊主バー」店主 藤岡善信 談)

坊主バー
https://vowz-bar.com/
住所:東京都新宿区荒木町6番地AGビル2階
電話:03-3353-1032
ツイッター 四谷 坊主バー(@yotsuya_vowzbar)

「いつでも開かれたお寺」をコンセプトにしたカジュアルでアットホームなバー。現役の僧侶の話に耳をかたむけ、人生を語り合うひとときを過ごしたいと、世界中から客が訪れる。1日2度ほどお経の時間がある。坊主バーでは、2019年から月に2回ほど「法事」を行なう予定。故人を偲びたい人やふるさとの法事に出席できなかったという人も、会社帰りにふらっと寄れる気軽さで自由に参加できるバーでの法事だ。詳しくはホームページで。

法事は「坊主バー」の向かいにある「テラ寺」で行う予定

法事は「坊主バー」の向かいにある「テラ寺」で行う予定

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