日本中の「釣り初心者」に教えたい! 本気で凄いぞ「北九州釣りいこか倶楽部」【前編】
2018.11.22 12:00
提供元:北九州市
初めての福岡、初めての釣り
九州の玄関口・北九州市のJR小倉駅から車で10分ほど。電車を使っても、1駅となりのJR門司駅から歩いて5~6分程度で行ける港が、今回の出港地だ。とにかくアクセスが抜群で、S編集長のような旅行者には嬉しい。
今回、本来は全国的にも豊富な魚種に恵まれた海域で有名な響灘・玄界灘の沖釣りに挑戦する予定だったが、残念ながら時化がひどく船で沖まで行けず。だが、北九州ならば安心だ。仮に沖へと出られずとも、比較的天候の影響を受けづらい、近場の関門海峡で釣りを楽しむことができるというのだ。
沖釣りを楽しみにしていた同行者たちは、少しがっかりした様子だったが、そこは釣り未経験のS編集長。この時点では、関門海峡での釣りと沖釣りの違いがまったく分からず、頭にはハテナマークばかりが浮かんでいた。
そして出港。15分ほど船を走らせて、最初の釣り場に向かう。
ぶっちゃけ、船に乗り込んだ後も戸惑うばかりで、周囲のテンションについていくので必死だったのだが、ほどなくして考えが変わった。朝焼けの海をバックに、初めて目にする北九州市の街並みを、これまた初めて立つ船上から海越しに眺める。気付けば、だんだんと心が踊っていた。