ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
猛者
自販機
家族
グルメ
あの時はありがとう
旅先いい話

わずか3%しか戻らない!北陸唯一の「ハト専門店」で鳩レースの魅力聞いてみた

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2018.11.04 06:00
0

過酷なレースだけに「感動」がある

「柴田レース鳩センター」は、鳩を飼育し売っているお店です。北陸唯一の鳩専門店なんだそうです。そして、「レース鳩」も取り扱っています。「レース鳩」とはその名の通りレースに出る鳩です。

「鳩レース」は、同じ地点から鳩を飛ばし、それぞれの鳩舎に帰るのを競う競技です。

同じ地点からスタートし、ゴールはそれぞれの鳩舎でゴールが違うので、競うのは「スタート地点から厩舎までの距離」÷「帰るまでにかかった時間」=「1分間のスピード」すなわち分速ということになります。

例えば、北海道の稚内から金沢までのレースは、およそ1000キロメートル。途中でトラブルにあったりして全体の3%しか帰ってこないという過酷なレースなのです。

柴田レース鳩センターでは、500羽ほどの鳩を飼育していますが、レース鳩は足が太く、首から胸元の筋肉や脳みそが発達しています。

時速80キロ以上、車と同じくらいのスピードが出るのです。ヒナの頃は親がミルクを与えています。鳩はオスもミルクが出るのだそうです。その後は豆類などの混合飼料を与えますが、グラム単位で調整してレース鳩を育てます。

東京オリンピックの開会式で1000羽の鳩を飛ばしたことから鳩ブームが始まったということですが、日本の鳩レースには賞金がでません。1羽の鳩が鳩舎に戻ってくる、それだけの感動で皆さん鳩を求めるそうです。(ライター:りえ160)

PAGETOP