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プロレスラー丸藤正道に、故郷・埼玉県鴻巣市の観光スポットを聞いてみた

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.10.03 06:00
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プロレスリング・ノアに所属する丸藤正道選手(39)が2018年10月1日、出身地である埼玉県鴻巣市の「こうのす観光大使」に就任した。

原口和久市長と丸藤選手 (C)プロレスリング・ノア
原口和久市長と丸藤選手 (C)プロレスリング・ノア

2年間の任期で市の魅力のPR、観光振興に務めていく。鴻巣と言えば運転免許センターという強力なイメージがあるが、目立った観光地があるのか。Jタウンネット編集部は丸藤選手に対して取材を行った。

免許センターだけの街を返上

丸藤選手は1979年生まれ。98年にプロレスラーとしてデビューし、18年に20周年を迎えた。今年は全日本プロレスのチャンピオン・カーニバルに初出場初優勝を果たすなどプロレス界の話題をさらった。

丸藤選手の出身地である鴻巣市は、埼玉県民なら知らない人はいない「埼玉県警察運転免許センター」の所在地として知られている。しかし、そのイメージが強すぎるせいで「免許センター以外」の場所や名物が思いつきにくい。16年10月1日にはテレビ東京の情報バラエティ番組「出没!アド街ック天国」に取り上げられたものの、チェーン店である「山田うどん」と「アベイル」がランクイン。地元の飲食店や映画館、フラワーセンターに寺院と特徴的なスポットが放送されたものの、イメージの完全払拭とまではいかなかった。

ツイッターでは丸藤選手の就任を伝えるプロレスリング・ノアのツイートに、

「鴻巣といえば免許センター以外浮かばない」
「鴻巣の観光地を教えて下さい。あるならね」

と、皮肉めいた反応が寄せられる始末。

「こうのす観光大使」には魅力ある鴻巣を発信しようと多数の著名人が就任している。先述の「アド街」にも出演した俳優の照英さん、アニメ「ひだまりスケッチ」の校長先生役や「犬夜叉」の邪見役で知られる声優のチョーさんなど地元出身者や市にゆかりのある人物が選ばれている。

これまで9人の著名人と1羽のキャラクター(市メインキャラクターのひなちゃん)が選出されているが、いずれも文化系の著名人で、スポーツ選手は丸藤選手が初めてとなる。

丸藤選手のイチオシは?

Jタウンネット編集部は2018年10月2日、書面を通じて丸藤選手に取材を行った。

まず、イチオシの鴻巣の観光スポットを聞いたところ、「吹上コスモス畑」を挙げた。丸藤選手によると、

「吹上コスモス畑は、春はポピー、秋にはコスモスが約1000万本色とりどりに咲き誇る。日本一長い水管橋や富士山を背景に美しい景色を見せてくれます」

コスモス畑は荒川河川敷にあり、春にはポピーや麦なでしこ、そして秋にはコスモスが咲き誇る。これら多数の花が咲くことを生かして春には「麦なでしこ・ポピーまつり」、秋には「コスモスフェスティバル」が開催。イベントでは日本一長い水管橋を背景に眺めるだけでなく、見学会として橋の上からコスモスを堪能できる。今年の「コスモスフェスティバル」は10月27日と28日に行われる。

最後に「こうのす観光大使」としての意気込みを聞いた。

「自分はプロレスラーとして全国津々浦々巡っているので、全国の素晴らしい場所を勉強しながら更に鴻巣市の素晴らしさも伝えていけたらと思ってます」
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