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「アイマスライブ」で盛り上がる当日の前橋市内、プロデューサー記者が歩いてみた

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.09.12 11:00
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太陽の「鐘」?

国道17号線を直進し、広瀬川にぶつかるところで川に沿って北西に進路を変える。 ここから西側へは「広瀬川 詩の道」という名前で河岸が整備され、柳が植えられて涼しげな遊歩道となっている。

水辺に緑があふれて落ち着いた雰囲気(Triglavさん撮影、Wikimedia Commonsより)
水辺に緑があふれて落ち着いた雰囲気(Triglavさん撮影、Wikimedia Commonsより)

途中で見つけたのが、「太陽の鐘」というオブジェ。見ると確かに鐘だが、あの岡本太郎の「太陽の塔」と同じ顔が彫られている!?

確かに太陽の塔で見た顔だ
確かに太陽の塔で見た顔だ

この「太陽の鐘」は釣鐘と鐘を吊るすモニュメントが一体になった作品で、太陽の塔に遡る4年前、1966年に岡本太郎が制作したもの。静岡県内のレジャーランドにあったものだが、99年に閉園。日本通運で保管されていたものが、前橋市と市内有志企業の発案で2018年3月からこの地に置かれるようになったそうだ。

撞木もあるが、普段は撞くことはできない
撞木もあるが、普段は撞くことはできない

さらに歩くと前橋文学館と、その対岸の萩原朔太郎記念館に到達する。

萩原朔太郎像と文学館
萩原朔太郎像と文学館

萩原朔太郎は1886年に前橋で生まれ、少年時代をこの地で過ごし、いくつかの詩集も前橋で作られた。前橋時代の住居は復元され、2017年4月から萩原朔太郎記念館として公開されている。

住居であり創作拠点でもあった母屋や土蔵を復元公開
住居であり創作拠点でもあった母屋や土蔵を復元公開

前橋市のキャッチフレーズは「水と緑と詩のまち」。いわば芸術や自然があふれる都市というコンセプトだが、太陽の鐘に萩原朔太郎記念館と、芸術をまちづくりに生かそうとする町の取り組みを実感できる広瀬川通りだった。

この日行ってみた場所のほかにも、芸術・歴史にまつわる場所がたくさんある
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