音楽フェスって、タバコ臭いんでしょ? 先入観たっぷりで、初めての「サマソニ」へ行ってみると...
2018.08.23 17:00
まさに「お祭り」
サマソニは2000年から、毎年8月の土日2日間に千葉県と大阪府で開催される、国内屈指の音楽フェスだ。19回目を迎える今年は、8月18、19日に行われた。
例年、全国から観戦する人が後を絶えず、今年は千葉で8万人、大阪で5万人が観戦した。今年の会場は、千葉は幕張メッセとZOZOマリンスタジアム(いずれも千葉市美浜区)、大阪は舞洲SONIC PARK(舞洲スポーツランド、大阪市此花区)だった。
このうち筆者は、千葉の会場を訪れた。18日は快晴、気温は30度以下。今年の酷暑に身体が慣れてしまったのか、涼しく感じた。
会場に行くと、すでに熱気が渦巻いていた。
弾け飛ぶような声で歌うアーティスト、嬌声を上げる聴衆で空気は震えている。横一列に並ぶグルメの屋台やグッズには、長蛇の列があった。
細くて白い腕を大胆に出した美女がノズルでミストを噴射。笑顔でミストの中を切り抜ける人が見られ、夏らしさを感じる。
まさに「お祭り」だ。行き交う人皆が白い歯を見せ、楽しそうにしているのを見ると、思わずこちらも気分が上がる。