金沢の街なかで化石探しが楽しめるって知ってた？

[となりのテレ金ちゃん－テレビ金沢]2018年7月17日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、県内で見られる化石の紹介をしていました。

石川県には、豊かな地層があることで、日本ジオパークに認定されている白山手取川ジオパークがあるほか、白山市の桑島化石壁は、恐竜の化石が発見されたころで、世界的にも有名になりました。

金沢駅（keyakiさん撮影、Flickrより）

イタリア産のカキも

実は、これ以外にも金沢市内のあちらこちらで化石を見ることができるのです。

まず、金沢駅の「もてなしドーム地下広場」。ここにある60本の大理石の柱に化石があります。厚歯二枚貝、巻貝、イカの祖先であるベレムナイトなど。化石についての説明書きも貼られています。

大理石は石灰岩が結晶化したものですが、この石灰岩は炭酸カルシウムの殻を持った生き物が堆積したもの。ですので、大理石は化石の宝庫といえるのです。

ほかには金沢駅西口駐車場のエレベーター前の壁、香林坊アトリオ（金沢市香林坊1）の壁や床でも化石を見ることができます。香林坊アトリオの床は、イタリア産の大理石だそうで、イタリア産のカキを見つけることもできます。

街中の近代的なビルの中でも太古の歴史を感じることができるのですよ。（ライター：りえ160）