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「無人島」は20万円で貸し切れる! でも実際どう使われてるの?

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.07.01 11:00
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運営会社に話を聞いてみると...

Jタウンネット編集部が「地ノ島」で体験イベントを行う、ジョブライブ(東京都千代田区)代表取締役の梶海斗さんに話を聞いたところ、無人島貸し切りの相場としては、1日あたり20万円くらいが妥当であるとのこと。

「サービスとして提供していて、きちんと管理者もいるとなるとこのくらいになります」

梶さんによれば、無人島ツアーが人気の時期は例年7月~9月に集中するという。多い時には月に2、30件の問い合わせがあり、現状2018年8月の無人島ツアーは既に満員御礼だそうだ。

用途としては様々で、イベントやキャンプで使う場合もあれば、企業研修等でも使われることがあるとのこと。

「内定者研修の一環としてチームビルディングを学ぶために使っているようです」

と梶さん。中には「自社食材のみでのサバイバル生活」を体験してもらう趣旨で研修をしている食品メーカーもあるそうだ。無人島の可能性は図り知れないのかもしれない。

しかし、「レンタルビジネスとしては無人島は難しい」と梶さんは続ける。

「国が管理する部分もあり、シーズンも限られてしまうので、レンタルというよりは旅行企画として、ツアーを組み、インストラクターも同伴できる形のサービスとして無人島ツアーを提供していきたい」

と抱負を語ってくれた。

最後に、どうして無人島を仕事にしているのか聞くと、

「学生時代にどうせやるならということで、無人島でキャンプをしたことがあったのですが、その原体験が今のビジネスに繋がっています」

現在梶さんは和歌山県に限らず、他でも無人島ツアーを企画しているとのことで勢力的に活動している。

映画や小説の中でも舞台となることが多い無人島。日常とはかけ離れた場所での非日常な生活は貴重な経験となるかもしれない。

画像はイメージ(Dalton Chuangさん撮影,flickrより)
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