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戦前のビンがズラリ! 見てるだけで涼しくなる「ラムネ博物館」

松葉 純一

松葉 純一

2018.06.28 20:00
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レトロ感ある内装も見どころ

レトロ感たっぷりな昭和初期のラムネ瓶(画像提供:木村飲料株式会社)
レトロ感たっぷりな昭和初期のラムネ瓶(画像提供:木村飲料株式会社)

電話で答えてくれたのは、企画開発部の広報担当者だった。まず「清水ラムネ博物館」設立のきっかけを聞いてみると......、

 

「ドリームプラザ様とは以前からお取引がありました。また、もともと館内に博物館が多いのもあり、木村飲料とドリームプラザ様とで話し合い、日本初の『ラムネ博物館』を作ろう、となったのがきっかけです」と担当者。

清水ラムネ博物館館内(画像提供:木村飲料株式会社)
清水ラムネ博物館館内(画像提供:木村飲料株式会社)

それでは、「清水ラムネ博物館」の特色、見どころは、ずばり何だろうか?

「戦前の珍しいラムネビンや設立当時使用していた充填機、ラムネの歴史がわかる年表が展示されているのが特色です。昔の駄菓子屋さんのようなレトロ感あふれる内装も、見どころの一つだと思います。種類豊富な木村飲料のラムネ・サイダーも販売しております」
ラムネ充填機(右)と王冠打栓機(左)(画像提供:木村飲料株式会社)
ラムネ充填機(右)と王冠打栓機(左)(画像提供:木村飲料株式会社)

木村飲料がそこまでラムネにこだわるのはなぜだろうか? その理由を聞いてみた。

「ラムネは1853年にペリー提督が浦賀に来航した際に持ち込んだ『レモネード』が由来とされています。元来ラムネは異国のものですが、日本の誇れる技術で今も変わらず日本中で愛され続けています。木村飲料ではそんなラムネを65年前から作り続け、これからも皆様に美味しさと楽しさをお届けしたいと思っております。代表取締役の木村英文社長はラムネ協会の会長として業界を引っ張っていくつもりで、その発展をいつでも考えています」
約50種類の炭酸飲料が展示されている(画像提供:木村飲料株式会社)
約50種類の炭酸飲料が展示されている(画像提供:木村飲料株式会社)

清水ラムネ博物館の開館時間は、10時から20時まで。入場が無料なのは、「多くの人にラムネ・サイダーについて見て、知ってもらいたいためです」と、担当者はさわやかに答えてくれた。

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