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スマホ文化が「ごはん派」を増やす? カレーのナンvsライス、両派が徹底討論

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.06.19 17:00
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店舗&ネットで「国民投票」

約50分にわたって続いた討論だが、筆者が一番印象に残ったのは、ライス派・田中氏の論考だ。インドの新聞で「インド人がナンを食べなくなったのは、スマホが原因」と読んだことがあると語る田中氏。手で食べるとスマホが汚れるという若者が、スプーンでご飯を食べるようになった――と書かれていたそうだ。

「それと似た現象が日本でも起きていて、お客さんは右手一本で食べたいわけですよ。定食だと両手使う、ナンも両手使う。スプーン1本で食べられる料理は、これから簡便なランチで流行ってくるんじゃないかと思います。(ライスと)カレーを1皿盛りにしたほうが、お客様に喜んで右手だけで食べていただけて、左手はスマホになるのかなと」(田中氏)
「スプーン1本」と力説するライス派・田中氏
「スプーン1本」と力説するライス派・田中氏

シンポジウムに合わせて、6月1日から9月30日まで「カレーはナン派VSライス派プロジェクト」として、ウェブサイトや飲食店などでの「国民投票」が行われている。その前哨戦として、イベントでは「SWAGAT」恵比寿三越店(渋谷区)のキーマカレーをナンとライスで味わいながら、「どっち派」かを選ぶ参加者投票を行った。会場での結果はナン派11票、ライス派12票となったが、今後も3か月ちょっと投票は続く。まだまだ目が離せない。

会場では、ナン&ライスと一緒に「投票用紙」も配られた
会場では、ナン&ライスと一緒に「投票用紙」も配られた

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