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「イカ天瀬戸内れもん味」、海を越えて台湾へ! ファンの要望も後押しに

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.05.27 20:00
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これは2016年につぶやかれたツイートだ。企業に対して、商品の販売範囲を拡大してほしい――といった内容である。

こうした要望はツイッター上でもあまたあるところ、製造元の「まるか食品」(広島県尾道市)から2年後に届いた「返信」が話題になっている。一体どんなものだったのだろうか。

試作から1年半、ついに実現

なんと要望通り、18年5月にまるか食品(広島県尾道市)の「イカ天 瀬戸内れもん味」が台湾で発売されたのである。

「イカ天 瀬戸内れもん味」は、もともとは13年夏に発売された期間限定商品。広島県が力を入れるレモンを用いたイカ天を考案し、大きな反響に。「新しい広島土産に」という声が相次ぎ、レギュラー化が決まっていた。テーマソングも存在するなど、PRには力を入れていることがうかがえる。

(画像はJタウンネット編集部撮影)
(画像はJタウンネット編集部撮影)

実際、どのような経緯で台湾での販売を決定したのか。Jタウンネット編集部の18年5月24日の取材に、まるか食品の営業部企画課の担当者は、

「5月7日から台湾のセブン‐イレブンで『イカ天 瀬戸内れもん味』が発売されているのは事実です」

と語った。その経緯については、

「日本での展示会に出た際に、台湾セブン‐イレブンの方に関心を持っていただいたのがきっかけです。ただ、日本の『イカ天 瀬戸内れもん味』に含まれる甘味料のステビアという成分が、台湾の水産加工物では使えないんです。そこで、ステビアを含まない『イカ天 瀬戸内れもん味』の試作を1年半ほど前から始めまして、このたび、発売に至った次第です」

という。台湾セブンからも発売を熱望する声があったほか、

「実は、お客様からのメールで台湾での発売をしてほしい、というご要望も2通ほどいただいておりまして、それも販売への後押しになりました」

と説明してくれた。ツイッターで投稿したファンの声も、もしかしたら一助になっていたのかも?

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