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未来の農業はこうなる?ドローンで田んぼに「種もみ」まきの珍実験

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2018.05.20 06:00
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作業の効率化に期待集まる

農業でも、ドローンは大活躍です。稲の種子を水田に直接まく、「直(じか)まき」という作業で、ドローンを使った実験が県内のJAで初めて行われました。

JA広島中央営農指導課の溝西優課長は、「農業というのは、すごく労力のかかる仕事なので、ちょっとでも楽にできればというのが第一の目的です」と言われていました。

直まきを専用の機械で行った場合、20a(アール ※編集部注:田んぼ約2枚分)の水田で約20分かかりますが、ドローンだとその半分、10分で作業が可能だそうです。

苗を植える田植えと比べると、時間は6分の1程度で、苗を育てる労力を抑えることができます。

さらに、ドローンがまいていた種子には、表面に鉄がコーティングされています。

これによって、鉄の重さで種子が沈み、水田にしっかり根を付けることができるほか、鉄分で種子の成長を促す効果があるそうです。

作業の効率化を目指して行なわれた今回の実験。新しい技術が、高齢化や人手不足を抱える農業の救世主となるかもしれません。

できるだけ早く、この技術が実用化してほしいですね。(ライター・石田こよみ)

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