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「宮崎ブーゲンビリア空港」のロゴが、なにやら違う施設に見える

松葉 純一

松葉 純一

2018.03.04 22:00
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2018年2月25日に投稿された、次のような写真付きのツイートが話題となっている。

写真は「宮崎ブーゲンビリア空港」で撮影されたようだ。このツイートには1万5000を超える「いいね」が付けられている。これほどまでも注目されるのは、いったいなぜ......?

「思ってても言えなかったことをついに言われてしまった...」

宮崎空港ビル(そらみみさん2017年撮影、Wikimedia Commonsより)
宮崎空港ビル(そらみみさん2017年撮影、Wikimedia Commonsより)

宮崎空港は宮崎市の南部に位置し、市の中心部からの距離は約5キロと至近距離にあり、全国でも利便性の高い空港の一つだ。「宮崎ブーゲンビリア空港」という愛称は、2014年10月に発表された。

冒頭のツイートに関連して、さまざまな声が寄せられている。

「思ってても言えなかったことをついに言われてしまった...」「地元民もわりとそう感じてますwwww」という感想だ。地元でもやはりそうなんだ......。

「......宮崎ブーゲンビリア空港自体は凄く良い空港だから是非」「温水洋一の銅像もあるから!もう意味分かんねえけどよろしくな!!!」というコメントもあった。

「数年前からこんな名前になってたらしいけど、ビビるよね」という正直な告白もあった。たんにデザインだけの問題ではないようだ。「......アナウンスが流れたとき、乗った飛行機間違えたかと思ったもの」という体験を語る人もいる。

「宮崎ブーゲンビリア空港の由来は...宮崎県観光の父、岩切章太郎が...好んだ花からとった名前なんです」と教えてくれる人がいた。

故・岩切章太郎は宮崎交通グループの創業者だ。日南海岸にフェニックスの植林を行い、こどもの国、えびの高原など数多くの大型観光開発を行った。宮崎観光の父とも呼ばれている。

ブーゲンビリアは岩切章太郎氏が普及に努めた花で、宮崎空港のシンボル的存在。宮崎の温暖な気候、人々の温和な心、温かいおもてなしの精神を表しているという。「色がピンクなのはその花の色です」とのことだ。

宮崎ブーゲンビリア空港という愛称には、こんな思いが込められていたのだ。「アレにしか見えない」とは、ちょっと残念だ。

ブーゲンビリア(Carsten Niehausさん撮影、Wikimedia Commonsより)
ブーゲンビリア(Carsten Niehausさん撮影、Wikimedia Commonsより)

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