「日本一危険な滑り台」、今治市が撤去に向け動きだす
愛媛県今治市の「朝倉緑のふるさと公園」にある、通称「日本一危険な滑り台」。長さは約60メートルを誇り、「滑ってみた」動画が数多く上がり、テレビなどでも紹介されるほどの注目ぶりだった。
しかし、今治市は2018年度予算案で、撤去費の490万円と新遊具の設置費用690万円の計1180万円を計上。「日本一危険な滑り台」は撤去される方向で調整が進んでいる。これにネット上では惜しむ声が多く見られる。
「この滑り台子供の頃何回か滑ったなー」
愛媛県今治市公園緑地課の担当者は、2018年2月27日のJタウンネット編集部の取材に対し、
「愛着のある方も確かにいらっしゃると思いますが、安全第一で考えますとやむを得ない決断でした」
と語る。この滑り台は1991年に設置され、市民からも人気だったというが、2016年にネット上などで不適切な遊び方をしている動画が上がったり、17年には事故が発生したり、安全性に懸念があったという。そのうえで、
「遊具としての安全性が十分に確保できないという点と、1991年の設置とあり老朽化が進んでおりまして、維持・管理費のコスト面の負担が重い、という2点を考慮し、この度撤去する方向で調整が進んでいます」
という。
ネット上では、公園から「日本一危険な滑り台」がなくなることへの無念さを露わにする声や、「滑りたかった」といった声が多く、市民からも愛されていた遊具だったようだ。
愛媛の最強滑り台撤去されるのか・・・
— 米騒動 (@komesoudou8) 2018年2月25日
愛媛の滑り台滑ってみたかったなぁ
— おゆ (@11air18) 2018年2月24日
懐かしい.......愛媛県民の私には思い出深いところだったな.......保育園児の時に良くここで友達と遊んで滑り台から逃げてたっけwあー、撤去されるのかー.......少し寂しい https://t.co/22GwFw1ePe
— 炬燵の中の丸い人 (@DULLIhito) 2018年2月23日
愛媛今治の滑り台撤去かー...別に滑ったことなかったけど見た目だけでも笑けるほど危険物やったからちょっと残念。有るだけで面白かったのに
— かえるぅ (@CG_doll) 2018年2月23日
この滑り台子供の頃何回か滑ったなー。愛媛って普通の公園とか学校にも危険な遊具が多かったイメージ。めっちゃ楽しかったけど。
— おに (@onisenbiki) 2018年2月23日