智頭急行に流星が... 観光列車「あまつぼし」3月18日デビュー
2018.02.25 14:00
上郡(兵庫県上郡町)と智頭(ちず、鳥取県智頭町)を結ぶ、第三セクター智頭急行は2018年2月20日、内外装をリニューアルした車両「あまつぼし」を3月18日に運行開始すると発表した。
車体全体に広がる星の中に「ハート型の星」
2017年4月に内装工事をしたイベント車両の外装ラッピングが完了したことに伴うリニューアルデビュー。
発表されたリリースによると、愛称は利用者や地域の人々から公募で選ばれた。
「夜空にきらめく星のように美しい列車、天空の津(港)に集う天上の星たちをイメージし、たくさんのお客様にご利用いただき、駅や沿線においでいただけるよう願いを込めて『あまつぼし』としました」
紫を基調とした車体については、
「自然あふれる智頭線沿線の澄みわたる夜空をデザインし、内装には地元の木材をふんだんに使用して、見ても乗っても智頭線の自然を満喫していただける車両に生まれ変わります。車体全体に広がる星の中に『ハート型の星』をデザインすることにより話題性を高め、『移動手段』から一歩進んだ記念撮影などの『観光手段』にいざなって、お客様満足度の向上を目指します」
としている。
通常は普通列車として運行するが、イベントで使用する際にはカラオケ設備のほか、液晶モニター、トンネル壁面に映像を映す「トンネルシアター」、またテーブルも設置することができ、くつろいで旅を堪能できそうだ。