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「鼻で呼吸したら死ぬやつだ......」 今季全国最低気温氷点下31度に道民も驚く

松葉 純一

松葉 純一

2018.01.25 20:00
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2018年1月25日、列島上空には強い寒気が流れ込み、広い範囲で今季最強寒波となった。東京都心でも氷点下を記録したが、なかでも北海道は別格だった。虻田郡喜茂別町では、氷点下31.3度と今季全国最低気温を観測した。

「濡れタオルを手回ししたいですね」

喜茂別町から見た尻別岳(wakimasaさん撮影、Wikimedia Commonsより)
喜茂別町から見た尻別岳(wakimasaさん撮影、Wikimedia Commonsより)

氷点下31.3度を記録した喜茂別町とは、北海道の中西部にある。札幌から約66キロの距離に位置しているが、内陸にあるため寒冷な気候で知られる土地だ。また北海道の中でも降雪量が多く、毎年2メートル近くの積雪になるという。

国道230号の「中山峠」がある場所、と言った方が分かりやすいかもしれない。スキー場や道の駅・望羊中山など観光スポットとして親しまれている。冬季は交通渋滞の多い難所としても知られている。

ツイッターの中から、北海道民と思われる人からのツイートを見てみよう。

「我らが後志管内喜茂別町からシーズンベストが出るとは」「札幌今現在気温-12.1℃」「鼻で呼吸したら死ぬやつだ......」「濡れタオルを手回ししたいですね」などといった感想だ。

「水道の水落としておけば良かった。......寒い、とにかく寒い」「...意外だったわ。喜茂別町って札幌市南区のお隣の町だからね」「暖かくなるまで絶対通りたくないww」といったコメントもあった。喜茂別町で観測した「氷点下31.3度」には、寒さに慣れているはずの道民もさすがに驚いたようだ。

中山峠。写真はイメージです(konitomo1027さん撮影、Flickrより)
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