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2025年に再び大阪で万博を! 府の誘致活動、府民はどう考える?

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.01.19 13:00
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大阪の街のあちらこちらに5色のエンブレムがあしらわれたポスターやフラッグが掲げられているのを、府民もよく目にしているだろう。大阪湾の人工島「夢洲(ゆめしま)」での開催を目指している2025年の大阪万博誘致のエンブレムだ。

大阪府議会の公式サイトによると、2018年11月に行われる、開催地を決定する博覧会国際事務局(BIE)総会に向けて、大阪府が誘致委員会を設け、議会では議員連盟を結成。党派を超えて誘致活動に取り組んでいるという。

世代で期待する内容が異なる結果に

では、大阪府民は万博誘致に対しどう感じているのだろうか。2018年1月11日~1月12日にネオマーケティングが18歳以上の大阪府民300名を対象に行ったインターネット調査では、「2025年に大阪万博を開催してほしいと思いますか」という質問に対し、「開催してほしい」と回答したのは43.0%。その理由を見てみると、年代によって特徴があるようだ。例えば、子育て世代からは

「家族で行くいい機会になると思うので。生涯の思い出になると思う」(30代女性)

と、一大イベントとして期待する声が挙がっている。

かつての万博開催時に小学生だった50代からは「あの時の活気や感動をもう一度」と願う意見が多く、「小学校のときに体験した大阪万博の感動をもう一度味わいたい」「1970年の万博からどれくらい進歩しているか楽しみ」といったものが見られた。

一方で「開催してほしくない」23.7%、「どちらともいえない」33.3%と、開催に消極的な意見も少なくない。いずれも財源や開催によるデメリットを気にする意見が多く、

「万博自体は開催してほしい気持ちが大きいが、その時期の混雑・混乱が心配だから」
「経済が良くなるかもしれないが、テロなどが心配」

などが挙がっている。

万博が開催されれば、世界中から大阪に人が集まり、またグルメや人情、ものづくりの技術といった大阪の魅力を世界に伝える一大チャンスとなるだろう。しかし開催期間中の混雑や開催後の施設活用などの懸念もあるなど、賛成派も反対派も含めて地元の関心は高いようだ。

万博誘致活動についてNMB48山本彩がインタビュー

誘致の具体的進め方について、大阪府議会では超党派で話し合われているというが、どのような施策が行われているのか、気になる人も多いだろう。

そんな方におすすめしたいのが、18年1月7日から始まった関西テレビの大阪府議会広報番組「NMBのミタイ!シリタイ!大阪府議会」(毎週日曜 11:45から)だ。

「NMBのミタイ!シリタイ!大阪府議会」
「NMBのミタイ!シリタイ!大阪府議会」

この番組は各放送回をNMB48のメンバー1人が交代でナビゲーターを務め、一つのテーマで議員にインタビューする。

1月21日は「大阪で万博を再び~夢の実現に向けて私たちにできること~」と題して、大阪万博開催の意義や誘致活動の取り組みについて放送。メンバーの山本彩(やまもと・さやか)さんが登場し、どのような万博を目指しているか、どうすれば万博開催が実現できるかなど、府民が気になる疑問を議員にインタビューしている。

山本彩さん(左)と、今西かずき府議
山本彩さん(左)と、今西かずき府議

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